※平成28年11月11日(金) 9:30現在
目次
- 目次
- 【1】平成28年度第48回社会保険労務士合格基準
- 【2】社会保険労務士試験の択一式と選択式の合格基準
- 【3】主要資格学校(予備校)の予想合格基準
- 【4】平成25・26・27年度の合格基準(救済措置)
- 【5】受験申込者数の推移
- 【6】特殊な試験制度を覚悟する
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【1】平成28年度第48回社会保険労務士合格基準
【2】社会保険労務士試験の択一式と選択式の合格基準
【3】主要資格学校(予備校)の予想合格基準
◎ide社労士塾
【選択式】25点前後
※救済
労一、雇用、健保、社一に可能性あり
【択一式】41~44点に可能性あり
※救済 なし
◎辰巳法律研究所
【選択式】25点
※救済
労一・雇用・健保 各2点
【択一式】44点
※救済
なし
救済科目はなしと予想しているが、国年・厚年・労一・健保の可能性を捨てきれない
◎ユーキャン
【選択式】24~26点
※救済
労一
2点以上となる可能性が高い
【択一式】44~46点
※救済
なし
◎TAC
【選択式】24~26点
※救済
労一
2点補正の可能性あり
ただ多くの受験生が2点に集中した場合補正が見送られる可能性がある
雇用
労一に比して補正が行われる可能性は低い
【択一式】44~45点
※救済
なし(わずかに国年)
◎安全衛生普及センター
【選択式】23~25点
※救済
労一 2点救済の可能性8割程度
雇用 2点救済の可能性6~7割程度
社一・健保・厚年・国年から2科目程度2点救済の可能性あり
【択一式】44~46点
※救済
可能性は低い
◎フェニックスアカデミー
【選択式】24~26点
※救済
労一 可能性高い
雇用・健保 可能性あるが高くない
【択一式】44~45点
※救済
なし
◎クレアール
【選択式】25点
※救済
労一・その他2科目くらい
【択一式】45~46点
※救済
なし
◎LEC
【選択式】24点
※救済
2点救済があってもおかしくない 雇用・健保
2点救済の可能性がないとは言い切れない 労一
【択一式】45点
※救済
なし
◎山川予備校
【選択式】26点
救済 雇用・労一・健保 2点
【択一式】45点
救済 なし
◎資格の大原
【選択式】28点
※救済
救済可能性高い 労一
救済可能性あり 雇用・社一・健保・厚年
【択一式】45点
※救済
なし
【4】平成25・26・27年度の合格基準(救済措置)
【5】受験申込者数の推移
4.4%
【6】特殊な試験制度を覚悟する
ここまで見てきました通り社労士試験の試験制度は実に特殊です。
身に付けた知識量が公平に合格に直結する試験ではないと思っています。
事実私は(平成26年合格)本試験では選択式は労一の2点失点(得点3点)だけでしたが、択一式は決して高得点とは言えない48点でした。
平成26年は択一式で60点前後取っていたにもかかわらず、労一の選択式のたった1点で涙をのんだ人が数多くいたと聞いています。
これが公平に実力(知識量)が反映される試験と言えるでしょうか?
でも悲しいかなこれが社会保険労務士試験の現状なのです。
言い換えればこれが私のように択一式でトップクラスの人に比して8割程度(実はもっと低いかもしれません。)の知識量しかなくても合格できてしまう試験制度なのです。
さらに付け加えると、私の労一の選択式(得点3点)は正直に言うと「運」です。
「恥ずかしながらヤマ勘で選択肢をマークしました。」
もし労一の得点3点のうち1点でも失点していれば(そのヤマ勘が外れていれば)、他がいくら満点でも不合格になってしまうのです。
今でもそのことを考えると嫌な汗が流れてきます。
「それが資格試験、同じ土俵でみんな戦っている」と言ってしまえばそれまでですが、なんとなく違和感をぬぐい去れません。
たまたま合格した私ですらそう感じるのですから、そうでない方の心痛は想像に難くありません。
これほど「運」が少なからずウエイトを占める試験が、今後益々難しい問題を抱える労務や社会保障問題で重要なミッションを担うべき社会保険労務士の資格を与えるに相応しい試験と言えるのでしょうか?
※参考 社会保険労務士の業務
(1号・2号業務)・・・独占業務
書類作成業務・提出代行業務
労働及び社会保険に関する法令に基づいて行政機関等に提出する申請書類等を作成すること。申請書等について、その提出に関する手続きを代わってすること。
(3号業務)・・・誰でもできる
コンサルティング業務
事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働関係諸法令に基づく社会保険に関する事項について相談に応じ、又は指導すること。
社労士試験を再受験する方や、今からこの資格に挑戦しようと考えている方は、まずはこの厳しい試験制度を覚悟した上でチャレンジ(勉強)していただきたいと思います。
※社労士試験までの流れ(一年あっという間です!)
3月中旬 受験案内等の請求受付開始
4月中旬 試験要領が官報公告
4月中旬から5月末 申込書の配布、受付
8月上旬 受験票送付
8月下旬 本試験(日曜日)
11月上旬 合格発表
平成28年度社労士試験を受験したみなさん、本当にお疲れ様でした。
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