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【社労士試験2022合格発表】選択式「社一」は救済されるのか?択一式は43点?44点?45点?

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※令和4年10月5日 水曜日 9:30 現在

 

祝!合格祝賀会会場

オープンチャット「おめでとう★2022年度社労士試験合格祝賀会」

https://line.me/ti/g2/IRHZjQ3NpTywwQIJEZnsoGQPstCVOkm9iBtz3Q?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

 
社会保険労務士を受験したみなさんこんにちは!
いよいよ今日運命の合格発表日を迎えます。
合格した方も、残念ながら不合格となってしまった方も本当にお疲れ様でした。

結果は合格・不合格で天と地でしょうが、どちらにしても今日まで頑張ってきたご自身を讃えてあげてください。

そして合格された方も不合格だった方も「自分は努力したんだ」とそれぞれ心行くまで泣いてください。

社労士として今後活躍していくにしても、来年リベンジするために勉強を再開するにしても全てはこの瞬間から始まります。

みなさんのますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

ここから本題に入りますが、完全合格(選択式足きりなし、択一式40点台後半)の得点をしていた方以外は「どの科目がどのように補正されるのか?択一式の合格ラインは何点になるのか?」等、本試験当日から今日のこの合格発表の瞬間まで胃が痛くなるような時間をお過ごしになられたことでしょう。

(私も受験時はそうでしたのでよくわかります。)
 
重ね重ね、本当にお疲れ様でした。
毎年のことですが、改めて社会保険労務士試験は試験前の勉強はもちろんのこと試験後の合格基準を確認するまで実に過酷な試験だと感じます。

 

特に惜しいところで(悪魔のような補正のいたずらで)ギリギリ合格基準に達しなかった方、選択式のたった1点に泣いた方、その心中お察しします。
今は悔しくて悲しくて堪らないのではないでしょうか?

そんな来年リベンジを誓っている方のためにも、もう一度社労士試験制度や各資格スクール予想の的中状況等について今日の合格発表(補正)を受けてまとめておきます。

もしよろしければご覧になってみてください。

 

▽目次▽

 

 

 

【1】令和4年度 第54回社会保険労務士合格基準

(択一式)
総得点:44点
補正:なし
※「健康保険」の問6および問10については複数正解
 
(選択式)
総得点:27点
補正:なし
 
※詳しくはコチラをご確認ください
↓↓↓

  

【2】社会保険労務士試験の択一式と選択式の合格基準

いま一度確認の意味でまとめておきます。
これだけ救済措置(補正)が毎年当り前になってしまうと、この合格基準に本当に意味があるのかどうか甚だ疑問ではありますが...
◆択一式
・各10問×7科目、全70問で毎年変動する合格基準となる得点を取らなければならない
・各科目4問以上正解しなければならない
・問題の難易度によって上記基準が下がる救済措置(補正)が行われることがある
◆選択式
・各5問×8科目、計40問で毎年変動する合格基準となる得点を取らなければならない
・各科目3問以上正解しなければならない
・問題の難易度によって上記基準が下がる救済措置(補正)が行われることがある
◆合格基準
択一式、選択式の合格基準を共に満たせば合格 
 
 

【3】主要資格学校の予想合格基準

◎ひかる人財プロジェクト

※データに基づかない「肌感予想」とデータに基づくより精緻な「データ予想」の2パターン出させていただきますますので予めご理解ください。

<肌感予想>

◾️選択式

社一

※希望的観測も含め雇用

 

◾️択一式

43と44が五分五分

 

<データ予想>

◾️選択式

労安:なし 

労災:なし 

雇用:なし 

労一:なし

社一:紙一重

健保:なし 

厚年:なし

国年:なし

 

◾️択一式

43点が有力

44点の可能性もなくはない

 

◎資格スクール

◉辰巳法律研究所(佐藤塾)

■選択式 26点

救済 社一

■択一式 45点 

 

◉ユーキャン

■選択式 28点前後

救済 基本的に該当なし 社一 2点への引下げ特例あるか

■択一式 45点前後

 

◉TAC

■選択式 26点

救済 社一 可能性が残されている 

■択一式 43点が有力 44点となる可能性が残されている

 

◉安全衛生普及センター

■選択式 24〜26点

救済 社一 5〜6割程度

労災、労一 可能性は考えられるがその確率はそれほど高くない

■択一式 44〜45点

 

◉クレアール

■選択式 25点

救済 社一

※労一 可能性ある

■択一式 43点

※44点、42点になる可能性もある 

 

◉山川予備校

■選択式 26点

救済 社一

■択一式 46点

 

◉資格の大原

■選択式 27点

救済 なし

■択一式 44点

 

◉LEC

■選択式 27点

救済 なし

■択一式 45点

※ただし解答なし、二重解等あれば変動する

 

◉アガルート

池田講師

■選択式 26点

救済 おそらくないがあるとすれば雇用・労一・社一

■択一式 45点

 

・竹田講師

■選択式 26点

救済 なし

■択一式 46点

 

・平野講師

■選択式 27点

救済 なし

■択一式 44点

 

  

【4】平成25〜令和3年度の合格基準(補正措置)

当時合格率が過去最低だった平成25年度と、合格率がV字回復した平成26年度と、ダントツ最低の驚愕の合格率だった平成27年度と、「超低合格率時代」突入にブレーキのかかった平成28・29年度の合格基準を載せておきます。
 ◆平成25年
(合格率)
 5.4%
(択一式)
合格点:46
救済:なし
(選択式)
合格点:21 
救済:労災2、雇用2、社一1、健保2
 
◆平成26年
(合格率)
9.3%
(択一式)
合格点:45 
救済:一般常識
(選択式)
合格点:26 
救済:雇用2、健保2
 
◆平成27年
(合格率)
2.6%
(択一式)
合格点:45
救済:なし
(選択式)
合格点:21点
救済:労一2、社一2、健保2、厚年2
 
◆平成28年
(合格率)
4.4%
(択一式)
合格点:42
救済:一般常識、厚年、国年
(選択式)
合格点:23
救済:労一2、健保2
 
◆平成29年
(合格率)
6.8%
(択一式)
合格点:45
救済:厚年
(選択式)
合格点:24
救済:雇用2、健保2
 
◆平成30年
(合格率)
6.3%
(択一式)
合格点:45
救済:なし
(選択式)
合格点:23
救済:社一2、国年2
 
◆令和元年
(合格率)
6.6%
(択一式)
合格点:43
救済:なし
(選択式)
合格点:26
救済:社一2
 
◆令和2年
(合格率)
6.4%
(択一式)
合格点:44
救済:なし
(選択式)
合格点:25
救済:労一2、健保2
 
◆令和3年
(合格率)
7.9%
(択一式)
合格点:45
救済:なし
(選択式)
合格点:24
救済:労一1、国年2
 
令和3年度は令和2年度の合格率6.4%を1.5ポイント上回る7.9%という結果となりました。
参考までにここ10年を振り返ると、
7.0%➡︎5.4%➡︎9.3%➡︎2.6%➡︎4.4%➡︎6.8%➡︎6.3%➡︎6.6%➡︎6.4%➡︎7.9%(令和3年)
繰り返しになりますが令和3年は久々の7%台で8%に届きそうな水準となりました。
この合格率は平成27年以降では最も高い水準です。
昨年の特例救済が高い水準の合格率を演出したのは言うまでもありません。
 
 

【5】受験申込者数の推移

◆平成25年
(受験申込者数)
63640人
(受験者数)
49292人
(受験率)
77.5%
(合格者数)
2666人
(合格率)
5.4%
 
◆平成26年
(受験申込者数)
57199人
(受験者数)
44546人
(受験率)
77.9%
(合格者数)
4156人
(合格率)
9.3%
 
◆平成27年
(受験申込者数)
52612人
(受験者数)
40712人
(受験率)
77.4%
(合格者数)
1051人
(合格率)
2.6%
 
◆平成28年
(受験申込者数)
51953人
(受験者数)
39972人
(受験率)
76.9%
(合格者数)
1770人
(合格率)
4.4%
 
◆平成29年
(受験申込者数)
49902人
(受験者数)
38685人
(受験率)
77.5%
(合格者数)
2613人
(合格率)
6.8%
 
◆平成30年
(受験申込者数)
49582人
(受験者数)
38472人
(受験率)
77.5%
(合格者数)
2413人
(合格率)
6.3%
 
◆令和元年
(受験申込者数)
49570人
(受験者数)
38428人
(受験率)
77.5%
(合格者数)
2525人
(合格率)
6.6%
 
◆令和2年
(受験申込者数)
49250人
(受験者数)
34845人
(受験率)
70.8%
(合格者数)
2237人
(合格率)
6.4%
 
◆令和3年
(受験申込者数)
50433人
(受験者数)
37306人
(受験率)
74.0%
(合格者数)
2937人
(合格率)
7.9%
 
 

【6】ひかる人財プロジェクト独自アンケート結果

◉択一式

 
◉労安

 
◉労災

 
◉雇用

 
◉労一

 
◉社一

 
◉健保

 
◉厚年

 
◉国年

 

【7】LEC・辰巳・クレアール・TACの平均点推移

◉LEC無料成績診断(2022)

登録人数 462>569>693>771>831>952>1007>1036>1144>1157>1183

(選択式)

労安4.2>4.2>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1

労災4.0>4.0>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9

雇用3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5

労一3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3>3.3

社一2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6

健保3.9>4.0>3.9>3.9>4.0>3.9>4.0>4.0>3.9>3.9>3.9

厚年3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6>3.6

国年4.0>4.0>3.9>3.9>4.0>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9

(択一式)

労安6.2>6.2>6.1>6.1>6.1>6.1>6.1>6.1>6.0>6.0>6.0

労災5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.3>5.3>5.3>5.3>5.3

雇用6.2>6.2>6.2>6.2>6.2>6.1>6.1>6.1>6.1>6.1>6.1

常識6.1>6.1>6.0>6.0>6.0>5.9>5.9>5.9>5.9>5.9>5.9

健保5.3>5.4>5.4>5.9>5.9>5.9>5.9>5.9>5.8>5.8>5.9

厚年6.3>6.3>6.3>6.3>6.4>6.3>6.3>6.3>6.3>6.3>6.2

国年5.6>5.6>5.6>5.7>5.7>5.6>5.6>5.6>5.6>5.6>5.6

合計41.1>41.2>41.1>41.5>41.7>41.4>41.3>41.3>41.0>40.9>40.9

 

◉辰巳法律研究所WEB成績分析診断診断(2022)

登録人数 98>149>183>206>272>282>293>315

(選択式)

労安4.0>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1

労災3.9>3.8>3.8>3.8>3.8>3.8>3.8>3.8

雇用3.6>3.6>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5>3.5

労一3.4>3.3>3.3>3.3>3.3>3.4>3.4>3.3

社一2.5>2.5>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6>2.6

健保4.0>4.0>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1>4.1

厚年3.6>3.6>3.6>3.6>3.7>3.7>3.7>3.7

国年3.8>3.8>3.9>3.8>3.9>3.9>3.9>3.9

(択一式)

労安6.1>6.1>6.1>6.1>6.1>6.1>6.0>6.0

労災5.0>5.1>5.2>5.2>5.2>5.2>5.2>5.1

雇用6.2>6.2>6.3>6.2>6.2>6.2>6.2>6.2

常識6.0>6.0>6.0>6.0>5.9>5.9>5.9>5.9

健保5.5>5.5>5.6>5.5>5.5>5.5>5.5>5.5

厚年6.6>6.4>6.5>6.4>6.4>6.3>6.3>6.3

国年5.7>5.8>5.9>5.9>5.8>5.8>5.8>5.7

合計41.1>41.1>41.4>41.3>40.9>40.9>41.0>40.8

 

◉クレアール合否分析(2022)

 

◉TACデータリサーチ(2022)

登録人数 505>893>1010>1090>1319>1354>1385>1451

(選択式)

労安4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>64.3

労災4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2

雇用3.7>3.7>3.7>3.7>3.7>3.6>3.6>3.6>3.6

労一3.4>3.4>3.4>3.4>3.4>3.4>3.4>3.4>3.4

社一2.7>2.7>2.7>2.8>2.8>2.8>2.8>2.8>2.8

健保4.0>4.1>4.1>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2

厚年3.7>3.7>3.7>3.8>3.8>3.7>3.7>3.7>3.7

国年4.0>4.0>4.0>4.0>4.0>4.0>4.0>4.0>4.0

(択一式)

労安6.4>6.4>6.4>6.4>6.4>6.4>6.4>6.4>6.3

労災5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.4>5.4

雇用6.8>6.8>6.8>6.8>6.8>6.7>6.7>6.7>6.7

常識6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0

健保5.4>5.5>5.5>5.5>5.5>5.5>5.5>5.5>5.5

厚年6.5>6.5>6.6>6.5>6.5>6.5>6.5>6.5>6.5

国年5.8>5.9>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0>6.0

合計42.3>42.5>42.7>42.6>42.6>42.5>42.5>42.5>42.4

 

 

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以上が【社労士試験2022合格発表】選択式「社一」は救済されるのか?択一式は43点?44点?45点?でした。

末筆になりましたがこの小ブログ(動画)に本当にたくさんの方にお越しいただきこの場をお借りして御礼申し上げます。

また思うように更新ができず皆様のご期待にお応えできなかったこともこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

今はただただみなさんの合格を心より祝福したいと思います。

また残念ながら涙を飲んだ方も、流した涙が多ければ多いほど実力差は紙一重だったはずですので、リベンジされる方は来年は補正の有無に惑わされることのない「完全合格」目指して頑張ってください。

小ブログがその一助になれれば幸いです。

  

 

 

 

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