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【排除されないということはない、排除する】「労一・健保」が2017社労士試験選択式の救済科目から排除されない条件とは?

枝野幸男学生に語る 希望の芽はある

社労士試験を受験したみなさんこんにちは!

いかがお過ごしですか?

 

あまりにも世間が政界永田町劇場一色なので選挙ネタ3連投になってしまいました。

とにかく今は寄ると触ると小池百合子さんですね。 

  • 日本をリセットする
  • しがらみ政治からの脱却

小池さんの今回の象徴的なスローガンです。

若狭さんと細野さんも先日軽くリセットされていましたが、もはや女帝状態ですね。

さらに強烈なのが今日のタイトルにもしましたが、「リベラル派を大量虐殺するのか?」という質問に対し、

「排除されないということはない、排除する」

と答えた件です。

 

この流れを受け枝野幸男氏が「残念ながら」という言葉とともに新党を立ち上げました。

このことにより...

「わかりやすくなったんじゃない」

という意見もあれば

「排除の論理、ちょっと感じ悪いよね」

という声も一方で出始めています。

 

「股の下をくぐるつもりはない」

と言った言葉も政治信条は別にして、日頃会社で上からも下からも責められているおじさん連中(筆者含め)には少なからず刺さるような気がします。

いずれにしても今回リベラル左派を「排除」したことが、希望の党(小池さん)にとって吉と出るのか凶と出るのか、そろそろターニングポイントを迎えつつあるような気がします。

今から投票日(開票日)が楽しみです。

 

 

 

そろそろ本題に入りますが、今年の社労士試験において「排除」されるかどうかで大注目なのは選択式の補正科目です。

枝野さんは「排除」されたことで立憲民主党を立ち上げ、もしかすると見事当選するかもしれませんが、社労士試験の選択式試験で2点以下の科目をお持ちの方は、その科目が補正対象から「排除」されるかどうか気になって仕方ないのではないでしょうか。

  • 労一・健保が救済されるのか?
  • その他の科目に神風が吹くのか?

「資格の大原」の最終集計の得点分布から迫ってみます。

まず科目ごとに昨年の本試験データと、同じく昨年の「資格の大原」データの得点分布を比較してみます。

 

 

 

2016年度「本試験」と「資格の大原」のデータ比較

◎労安

  • 本試験平均点 3.4
  • 本試験1点以下 11.0%
  • 本試験2点以下 23.6%
  • 大原平均点 4.2(本試験+0.8)
  • 大原1点以下 2%(本試験▲9.0%)
  • 大原2点以下 6%(本試験▲17.6%)

 

◎労災

  • 本試験平均点 3.6
  • 本試験1点以下 3.6%
  • 本試験2点以下 15.6%
  • 大原平均点 4.3(本試験+0.7)
  • 大原1点以下 2%(本試験▲1.6%)
  • 大原2点以下 4%(本試験▲11.6%)

 

◎雇用(昨年ギリギリ救済されず)

  • 本試験平均点 2.2
  • 本試験1点以下 28.3%
  • 本試験2点以下 61.9%
  • 大原平均点 2.8(本試験+0.6)
  • 大原1点以下 15%(本試験▲13.3%)
  • 大原2点以下 38%(本試験▲17.6%)

 

◎労一(昨年救済あり)

  • 本試験平均点 1.8
  • 本試験1点以下 37.0%
  • 本試験2点以下 75.6%
  • 大原平均点 2.0(本試験+0.2)
  • 大原1点以下 30%(本試験▲7.0%)
  • 大原2点以下 67%(本試験▲8.6%)

 

◎社一

  • 本試験平均点 2.6
  • 本試験1点以下 19.8%
  • 本試験2点以下 45.9%
  • 大原平均点 3.2(本試験+0.6)
  • 大原1点以下 9%(本試験▲10.8%)
  • 大原2点以下 24%(本試験▲21.9%)

 

◎健保(昨年救済あり)

  • 本試験平均点 1.9
  • 本試験1点以下 48.4%
  • 本試験2点以下 62.5%
  • 大原平均点 3.3(本試験+1.4)
  • 大原1点以下 15%(本試験▲33.4%)
  • 大原2点以下 24%(本試験▲24.4%)

 

◎厚年(昨年ギリギリ救済されず)

  • 本試験平均点 2.3
  • 本試験1点以下 29.7%
  • 本試験2点以下 56.2%
  • 大原平均点 3.1(本試験+0.8)
  • 大原1点以下 12%(本試験▲17.7%)
  • 大原2点以下 28%(本試験▲28.2%)

 

◎国年

  • 本試験平均点 2.6
  • 本試験1点以下 26.0%
  • 本試験2点以下 50.9%
  • 大原平均点 4.0(本試験+1.4)
  • 大原1点以下 7%(本試験▲19.0%)
  • 大原2点以下 15%(本試験▲35.9%)

 

昨年と今年のデータを比較する上で、昨年救済の安全パイだった本命「労一」と神風が吹いた大穴「健保」のデータは敢えて軽視し、全7科目の平均値と、ギリギリ救済されなかった(排除された)「雇用と厚年」のデータを必要条件と見立て判断指標として抜擢します。

そこから「排除されない条件」を仮定してみます。

 

  

選択式救済科目から排除されない条件

◎平均点

  • レンジ +0.2〜+1.4
  • 平均値 +0.8
  • 雇用 +0.6
  • 厚年 +0.8

(排除されない条件)

本試験で2点未満で決まるとすると、

大原平均点ができれば2.6未満、最低でも2.8未満に止まって欲しい

 

◎1点以下割合

  • レンジ ▲1.6%〜▲33.4%
  • 平均値 ▲16.0%
  • 雇用 ▲13.3%
  • 厚年 ▲17.7%

(排除されない条件)

1点以下割合が合格基準の30%以上になるためには、

大原得点分布ができれば17%、最低でも13%程度欲しい

 

◎2点以下割合

  • レンジ ▲8.6%〜▲ 35.9%
  • 平均値 ▲23.7%
  • 雇用 ▲17.6%
  • 厚年 ▲28.2%

(排除されない条件)

2点以下割合が合格基準の50%以上になるためには、

大原得点分布ができれば33%、最低でも22%程度欲しい

 

 

2017年度「資格の大原」最終の平均点と得点分布

◎労安

  • 平均点 4.2
  • 1点以下 1%
  • 2点以下 3%

 

◎労災

  • 平均点 4.3
  • 1点以下 3%
  • 2点以下 5%

 

◎雇用

  • 平均点 3.5
  • 1点以下 5%
  • 2点以下 15%

 

◎労一

  • 平均点 2.6◎
  • 1点以下 14%〇
  • 2点以下 44%◎

 

◎社一

  • 平均点 3.3
  • 1点以下 7%
  • 2点以下 20%

 

◎健保

  • 平均点 2.4◎
  • 1点以下 16%〇
  • 2点以下 50%◎

 

◎厚年

  • 平均点 3.8
  • 1点以下 4%
  • 2点以下 10%

 

◎国年

  • 平均点 3.7
  • 1点以下 5%
  • 2点以下 12%

 

 

結論

まずざっくり言うと「資格の大原」の得点分布から見ると、可能性のありそうな救済科目はやはり「労一」と「健保」に絞られそうです。

(それ以外の科目はどの条件も満たしません。)

 

ただ「労一」も「健保」も最も重要な「1点以下」割合が微妙ですので安全圏とまでは言えませんが、昨年実は一番ギリギリ排除された(1点以下割合0.3%足らずで泣いた)「厚年」よりは可能性が高いような気がします。

 

今年は昨年の「労一」のような救済確実の科目は見当たりません。

また神風が吹く(一発逆転がある)かどうかも蓋を開けてみないことにはわかりません。

枝野さんに関しては「排除」されても有権者には支持される(一発逆転の)可能性があります。

社労士試験を受験したみなさんも最後まで諦めずに合格発表日をお迎えください。

 

末筆になりましたがみなさんの幸運を心よりお祈りしております。

女帝から排除された先生方の未来とともに...

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