◆資格試験に合格する人の行動パターン①
◆資格試験に合格する人の行動パターン②
◆資格試験に合格する人の行動パターン③
行政書士試験を受験したみなさん(これから受験予定のみなさん)こんにちは!
自己採点の結果はいかがでしたか?
合格確実(逃げ切り確定)ですか?
惜しくも不合格確定ですか?
ボーダーライン上(記述式の得点次第)ですか?
いずれにしても本当にお疲れ様でした。
(今から受験する方は最後まで諦めずにラストスパート頑張ってください。
そして本試験会場からご自身の復元解答を必ず持ち帰ってください。
特に「記述式」は一字一句違わずお持ち帰りください。
その理由はきっと近い将来お解りになる時がきます。)
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理論的に置かれる立ち場をグループ分けすると下記3パターンのいずれかになると思います。
- 合格確実の方(記述以外で180点以上)
- 不合格確定の方(記述以外で120点未満)
- ボーダーライン上の方(記述以外で120点以上180点未満)
この記事は主として3番目のボーダーライン上の方に向けて書いています。
目次
【1】行政書士試験について
行政書士試験の合格点は300点満点の180点以上です。
そこでその配点を大きく分けると300点満点のうち、
- 記述式:60点
- 記述式以外(マークシート):240点
となります。
- この記述式以外で240点満点中180点GETできればこの時点で合格確定(逃げ切り)です。
- 逆に240点満点中120点未満しかGETできないとこの時点で不合格確定です。
- 残りの120点以上180点未満の得点だった方がいわゆる理論的に合格の可能性があるボーダーライン上(記述式の採点待ち)です。
ただ記述式を60点満点GETするのは至難の業ですので、140~150点程度以上の方が常識的にはボーダーライン上にいると思われ、この層が合格発表まで記述式で何点GETできたのか悶々とする日々を送ることとなります。
(もちろん記述式で60点満点も可能性ゼロではありませんので120点そこそこの方も諦めないでください。)
因みに私は2回受験して、1回目が記述式以外⇨150点前後で「不合格」、2回目が記述式以外⇨160点前後で「合格」でしたので試験後から合格発表までのなんとも言えない気持ちの悪い心境が痛いほどよくわかります。
当然「記述式」は機械ではなく人間が採点します。
一般的にはキーワードに配点が振られていると言われていますが、そう簡単にいくはずもなく、文脈やニュアンス、誤字・脱字、字のうまい下手など、採点者のさじ加減や試験センター(行政)の思惑が多かれ少なかれ影響しているのではないかと囁かれています。
またある程度合格率を調整する(平準化する)ために、記述式以外の平均点が高ければ記述式の採点を辛くし、記述式以外の平均点が低ければ(難易度が高ければ)、採点を甘くするといった傾向も過去明らかに現れています。
いわゆる記述式の採点が合格率の「調整弁」に使われている可能性が高いということです。
そんなこんなで記述式以外で180点得点することが受験者にとってのベストシナリオとなるわけですが、なかなかそうは問屋が卸さないのが行政書士試験の現実です。
今年もおそらくボーダーライン上でハラハラしている方が数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、記述式の採点を左右すると言われている、記述式以外の問題の難易度について、各資格学校や講師陣等の講評、総評、コメント等をまとめていきます。
できるだけ多くの方が幸せになれる「難易度高い」「難化」「記述式採点甘め」というキーワードをひたすら探していこうと意気込んでおります。
とにかくどんな些細な情報でも見つけ次第シェアしていきますので、みなさんにとっては結局は気休めにしかならないでしょうが、もしよろしければお付き合いください。
「今年の問題は超簡単⇨記述の採点が辛くなる=鬼採点」
という好ましくない流れになることだけは避けたいところです。
※鬼採点:記述式採点が鬼畜のように辛いこと
それでは合格発表日までよろしくお願いいたします!
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【2】解答速報
先ずは各社の記述式の模範解答をチェックしてください。
※サイトが公開されたものからURLを貼り付けていく予定です。
◆資格の大原
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◆LEC
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◆TAC
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◆フォーサイト
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◆ユーキャン
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◆東京法経学院
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行政書士試験 解答速報|平成30年度|みらなび速報|東京法経学院
◆クレアール
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◆資格スクエア
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【平成29年(2017年)度 行政書士試験】解答速報&短答自動採点・記述式採点サービスやります。
◆伊藤塾
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◆合格道場
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◆辰巳法律研究所
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【3】講評・総評・コメント
見つけたものから順不同で貼らせていただきます。
詳しくは◎講師名、スクール名をクリックしてください。
あくまで講評、コメント、動画の一部ですので、全文は各サイトをご参照ください。
※関係者の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 m(_ _)m
平成30年12月2日 6:00現在
昨日のブログで報告しましたが、2015年以来の没問があったことを行政書士試験研究センターが発表しました。ここのところは法令科目での没問が2012年、2015年と続きました。今回は一般知識での没問です。
これで救済される人が一定数いるのは事実でしょう。
一般知識が5問正解にとどまっていた人の一部や、一般知識は基準点クリアーだったものの全体であと4点足りなさそうな人がそうですね。
本日、行政書士試験センターの方から正式に発表があり、この問題については「全員正解とする」という対応で処理されることになったようです。
自己採点済みの方は、問題56は、ご自身が何番にマークしたかにかかわらず、4点配点ということで計算してみてください。
本日「一般財団法人 行政書士試験研究センター」より、「平成30年度 問題56」に関する重要な取扱いが発表されました。
※一般財団法人 行政書士試験研究センター「➡︎受験生の皆様へ」
このタイトルでは、いったい何のお知らせかがわかりません(また答案用紙をなくしたのか?と思ってしまう)。
なので、一応文書の内容を掲載しておきます(研究センターは、過去の没問に関する情報を消してしまうので、記録としての意義も兼ねて←この点も批判すべき点です)。
本日11月30日付けで
一般財団法人・行政書士試験研究センターより
問題56は「全員正解」という旨の発表がありました。
かねてから予備校でも解答が割れていた問題ですね。
ただ、当初から申し上げておりますとおり、
TACでは一応「1」としておりました。
東京・大阪で行った個別相談会にいらっしゃった方の中にも、この1問(4点)のプラスがあることで合格点にグッと近づく方が少なからずいらっしゃいましたから、受験生にとっては朗報ですね。
あくまで私見ですが、没問が出たからといって、急激に劇的に記述式の採点が厳しくなることはないと思います。
問題56は「全員正解」扱いで処理されることになりました。
正解が3つあるという今回のミスは、近年まれにみる凡ミスです。このような問題を作る人に問題作成資格はないといって良いでしょう。
試験研究センターは猛省すべきです。
あわせて来年以降の一般知識の問題は、2016年 度までの「従来型」に戻すことを強く求めます。
真剣に準備をしてきた受験生に対して、こんな失礼な話はありません。
◎行政書士試験研究センター
受験者の皆様へ
平成30年度行政書士試験の一般知識・択一式「問題56」については、妥当でない ものを一つ選ばせるところ、選択肢1、選択肢4及び選択肢5の表現が的確でないおそ れがあり、複数の正答が考えられることが判明いたしました。
このため、受験者全員の解答を正解として採点することといたしました。 試験問題に誤りがありましたことを心からお詫び申し上げます。
平成30年11月30日
一般財団法人行政書士試験研究センター
理事長 磯部 力
ひとつ報告です。
17日18日の解説会において無料成績診断の途中経過をお伝えしましたが、その後最終結果が出ました。
法令択一の平均点が119.2点(119.4点)、一般知識の平均点が32.7点(32.8点)、合計151.9点(152.2点)です。括弧内が17日18日の時点での数値ですね。
予想通りほぼ変わりませんでした。
再三申し上げているように、補正はないと思います。
一部では、補正を期待する声もあるようです。
2014年度の試験で補正があったため、「今年もまた」という淡い期待を寄せる人がいらっしゃるのでしょう。
ちなみに2014年度の法令科目の平均点(LECの無料成績診断)は、103点くらい。
ちなみに今年は119点くらいです。
2013年度試験と同じくらいなんですね。
このように冷静に数字だけ見ると、今年補正はなさそうです。
平成30年度行政書士試験では、一般知識等科目でより実務を意識した問題が出題されました。
平成18年度から適用された試験制度改正で、一般教養科目が「行政書士の業務に関連する一般知識等科目」となったことから、実務を意識した出題は試験制度本来の意味に合致していることになります。
記述の採点基準が気になる方も多いと思いますが、択一の出来が良くないことを考えるとあえて厳しく採点する理由もないので、記載事項を1つ誤ったからといって0点になるようなことはないでしょう。
(ただでさえ、今年は一般知識でいろいろ言われていますしね。。。)
例えば、問44で「A県を被告とし」が書けていれば4~6点くらい入ると思います。
また、解答が割れている問題56について、伊藤塾の見解は分析会にてお話があると思います。あの部分についても、短時間で初期段階の論理構成を立案されたのは、志水先生です。
もちろん、その後チェック作業を何度も経ておりますが、チェックをすればするほど、最初の論理構成の緻密さがうかがえます。
最後に採点基準についての現時点での私の予想を書いておきます。
昨年は択一の出来がよかったにもかかわらず、記述の採点でもさらに下駄を履かせるようなことをしてきました。
つまり採点基準は非常に緩やかだったわけです。
一方今年は昨年より択一の出来がよくありません。その分「記述次第」という方は多いと思います。
その記述ですが、問題44は出来が相当悪い印象が強い。合計で210点オーバーで受かってそうな人も昨日の個別相談で何人かいらっしゃいましたが、その人たちも問題44は書けていませんでした。
また問題45、46も決して出来がよいわけではありません。
今回は、法令択一のうち、基礎法学、憲法、行政法についてコメントしておきます。
この3科目については、
講評動画の中でも話しましたが、全体的に解きやすい問題が多かったというのが、率直な感想です。なお速報で出した正解肢が変わることはありません。
真面目に勉強した人が報われる良問揃いといって良いでしょう。政治経済社会の問題を作った人に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
したがって憲法と行政法でどれだけ点を稼ぐことができたかが合否を分けたポイントの一つだと言っても過言ではないと思います。
択一の正答率データ速報値が出ました。
平均約151点
(法令約119点+一般知識約32点)
昨年は
平均162.4点
(法令123.7点+一般知識38.7点)
ということで、昨年より10点以上平均点を落としているといった現状です。
やはり、一般知識で得点が伸び悩んでいますが、平均点以上に、今年は正答率50%台の問題が多いのが特徴です。
さて、本日はカウンセリングが終わった後、問題56の解答を今一度検討していました。どうやら、解答が1、4辺りで割れているようです。5という見解もあるみたいです。
ここは、もう少し検証が必要そうです。
合格率15.7%だった昨年の択一成績リサーチデータは159点でした。
今年はこれより下がることが想定されます。
択一得点が下がれば、昨年と同じ記述採点基準(平均的)でも合格率は下がると考えられますが、この辺りはまだ何とも言えません。
さて、本年度は、どういう採点基準が設けられるでしょうか。
確たることは言えませんが、本年度本試験を解いてみた限り、かなり難化した感じがしています。
昨年度の合格率が影響している感じです。
ただし、記述式は、かなり易しくなったように感じます。
特に、問題45は、どの資格学校でも、本命として準備するように言っていたところだと思います。
(もっとも、問題44が当方の考えた通りであるとすれば、度を越して難しい問題だということになりますが…)
以上から考察すると、本年度の記述式問題の採点は、キーワードができていれば、配点されるのではないかと考えています。
法令科目については、まず、択一式については、昨年よりも難しい印象でした。条文知識や判例をきちんと学習しておけば、対処は可能ですが、それでも精神的に疲れた方も多かったのではないかと思います。
次に、多肢選択式は比較的易しい印象です。下敷きとなっている事案を知らなくても、現場で丁寧に文章を読むことで、基本的な知識で対処できるものも多いと思います。
最後に、記述式については、昨年よりも易しい印象でした。また、一般知識分野では、前記のように出題傾向に変化が見られました。今後も、この傾向が続くのかは注視していきたいと思います。
2018年行政書士試験について
ざっくりと講評してみます。
まだデータ分析はできていませんので、
あくまで、受験した私の感覚です。
このあと、分析の結果、修正する場合もありますので
ご了承ください。
まず、合格率は
10~12%程度と予想します。
<本試験問題を見た印象・受験生の声>
全体としては昨年と同難度だったように思います。
一般知識(特に政治・経済・社会)が難しかったという意見がある一方で、模試では足切りだった受験生が本試験で10問正解だったという報告もあるので、詳細はデータ待ちということになります。
私も60問解きました。
今回の鬼門は一般知識等かも
と感じた平成30年度試験でした。
ざっと見てきた私の主観を
お話いたします。
先ほど「平成30年度行政書士試験本試験分析対談」の動画が公開されました。
お時間のあるときにでもご覧いただければ幸いです。
今日は本当にお疲れ様でした。
率直な感想として,今年度は「一般知識等」が……キツい年でした。
他の問題にも目を通してみましたが、全体的には去年度より難易度が上がったなーというのが第一印象です。
特に、民法は解きにくい問題が多く、苦しい時間が続いたのではないでしょうか。また、一般知識等も実務色が少し強く、今まで勉強してきた内容を前提に、難しい判断を迫られるものが多かったと思います。
記述式は、学習しているテーマかつ問題集等にも出ているものが多かったので、闘いやすかったでしょうか。
まずは一般知識から。
アンケートでも「難しい」と回答した方の割合がとても高かったのが一般知識でした。
問題47~53に圧倒されたのがその要因かと思われます。
ただ合否のポイントは、問題54~60で正解をつみあげられたかでした。
LECでは、今日の19時から渋谷駅前本校にて、解答速報会を実施します。
担当は私です。
渋谷の教室は17時から空いています。
また全国のLECに中継されますので、お近くの本校に足を運んでみてください。
でも、疲れていたら無理しないでいいですよ。インターネットで解答速報をチェックして自己採点してください。
地方自治法で1問取り忘れないように、受験生活ができるのはたったの後2日という、このタイミングでこの2つの条文を確認しておきましょう!
試験が開始したら、問題文をよーく読むようにしましょう。緊張は、開始5分前〜開始後10分くらいがピークです。この緊張をほぐすためには、解けるだろうかという不安を、別のことに向ける必要があります。したがって、開始後は問題文をよく読むことに集中するのがベストです。
不安感や緊張感を、問題文をよーく読まなければというところに向けるのです。注意を不安感などからそらすイメージです。
本当に今までよく頑張ってこられました。
あと少し。もう少しだけ踏ん張りましょう。
民法記述の出題予想として、「建物明渡猶予制度」を挙げておきます。
下記内容のチェックと、民法395条の読み込みをしておくと良いと思います。
(買受人が催告によって求めるのは「賃料」ではなく「使用対価」だということに気を付けてください。)
厳密に言えば、本日はそろそろおしまいなので、ほぼ前日です。
当日にかけて、確認してほしいことは、次の3つです。
① 本試験当日までに勉強が間に合ったという人は(ほぼ)いない
② 前日と当日は、決めたことしかやらない
③ 当日に向けて、択一と記述の問題を何問か持っていく
ということで、新しい動画をアップしました。本試験当日の注意点について話しています。
本試験前日に最終メッセージ動画をアップしますね。
会社法どうしよう…というままでズルズルここまで来てしまった行政書士試験受験生もいらっしゃると思います。ということで、今日は、会社法でも最重要テーマの1つ「設立」から条文をセレクト。一夜漬けのつもりでざっと読んでください。
過去問を見ればわかる通り、
「絶対に解けない≠合否に影響しない」
問題が毎年必ず存在します。
そういった魔物と真正面から戦ってはいけません。
少し考えて解けそうになければ、
「この問題は合否に影響しない」
と割り切ってさっさと次の問題に移りましょう。
本試験は、特別な儀式ではありません。あくまでも、今までの学習の延長線上にあります。
今までの学習の総括をしっかりと行いましょう。
本試験に1位で合格してやる!という気持ちは、本試験日までもつ必要があります。
しかし、本試験が始まったら、この1年で勉強したものを丁寧に置いていくこと。これに集中しましょう。
出来ることはしっかりとやる。出来ないことは、背伸びしない。知らないのなら無理をしないことです。
等身大の自分の力を発揮することが重要なのです。
ここが踏ん張りどころです。
どうか心を折らずに、踏ん張ってほしいと思います。
さて、今回は「一般知識」を解くにあたっての戦略を改めて確認しておきましょう。
いうまでもなく、14問中6問以上をいかにキープするか、それが最低限クリアーするべき課題です。基準点未達は、絶対に避けなければいけません。
そして、あなたには、8問以上正解することを目指してほしい。ここが例年の合格ラインです。
そのためにも、合格者であれば正解するであろう問題を、あなたもしっかり正解していくことが重要です。
解く順番は、個人情報保護・情報通信や文章理解を先にして、政治経済社会はあとにする。
これは今回も変わらないと考えてください。
本試験脳に戻す勉強やってますか?
2015~2017の問題を年度別に解く(法改正に気をつけつつ)ことで、LECでも伊藤塾さんでもTACさんでもない、本試験のリズムを感じ取っておくことはとても大切なことです。
そして行政法ローラー作戦&憲法条文学習も怠りなく。
行政法総論は手薄になりがちな「組織法」分野をしっかり見ておきましょう。
(参考)昨年(2017)の合格発表
- 受験者数 40449人
- 合格者数 6360人
- 合格率 15.7%
- 合格者平均得点 200点
★こちらで行政書士試験情報満載です!
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