◆令和2年11月6日 10:00現在
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行政書士試験を受験された方(される予定の方)こんにちは!いかがお過ごしですか?
試験前にこの記事をご覧になった方は絶対に最後まで諦めないで、力の限り頑張ってください。
絶対に合格できると信じて、今までやってきたことを答案用紙に思う存分ぶちまけてください。合格をお祈りしております。
試験後にこの記事をご覧になった方は本当にお疲れ様です。
さあ今から行政書士試験劇場の幕開けです。
今からその劇場に参加するためご案内をいくつかご紹介いたします。
▽目次▽
【1】行政書士試験の出題形式とその目標点
御存知のことでしょうが、念のためもう一度確認しておきます。
★出題形式と合格基準点
・行政書士試験は、筆記試験によって行われます。
・「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式および記述式。
「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式。
※記述式は40字程度で記述するものが出題されます。
■合格基準点
行政書士試験は次の要件を全て満たした方が合格となります。
(1)行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上。
(2)行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上。
(3)行政書士試験全体の得点が、(300点満点中)180点以上。
※但し、2014年度本試験のように補正的措置がとられることがあります。2014年度本試験では、(1)は110点以上、(3)は166点以上という補正的措置が講じられました
※出題形式・合格基準点の出典:LEC
↓↓↓
行政書士試験|行政書士の試験合格を目指すLEC行政書士サイト|資格のことなら合格のLEC
★目標点:180点以上★
これはあくまで私が受験当時自分に課していたものです。
科目の得意不得意には個人差があると思いますので参考程度にご覧ください。
行政法と民法が得意だと有利になることは確実です。
◆5肢択一式(法令等)
・基礎法学・・・1問/2問=4点
・憲法・・・3問/5問=12点
・行政法・・・15問/19問=60点
・民法・・・5問/9問=20点
・商法、会社法・・・2問/5問=8点
◆5肢択一式(一般知識:24点以上必須)
・政治、経済、社会・・・4問/7問=16点
・情報通信、個人情報保護・・・2問/4問=8点
・文章理解・・・2問/3問=8点
◆多肢選択式
・憲法・・・1問で空欄2つ/4つ=4点
・行政法・・・2問で空欄5つ/8つ=10点
◆記述式(合否のカギを握る)
・行政法・・・1問で10点/20点=10点
・民法・・・2問で20点/40点=20点
これでピッタリ180点です。
やはり勝負はなんと言っても行政法(80点目標)です。
できれば記述式以外で180点取れれば、合格確定!あとは合格発表まで枕を高くして眠れます。(行政書士試験劇場は高みの見物になります。)
ここで180点届かないと記述式の得点に運命は委ねられることになります。
記述式で60点満点を取ることはほぼ不可能なので、記述式以外で最低でも140点~150点位は取っておきたいところです。(記述式60点中40点取れば合格ということです。)
あと一般知識の足切り(6問:24点以上)に毎年多くの方が涙を呑みますので、「パンチキ6問」は強く意識して死守してください。
キモは情報通信・個人情報保護と文章理解で、欲を言えばここで5問/6問中ほどGETしたいところです。
★参考★
行政書士試験公式サイト
↓↓↓
【2】本試験の自分の解答を完璧に復元して持ち帰る
みなさんもうご承知だとは思いますが、ご自分の解答は必ず後でわかるように問題用紙等に記入して(復元して)持ち帰ってください。
特に記述式の解答は一字一句間違えることないように書き写して持ち帰ってください。
意外に自分がどう書いたか時間が経つと復元できないものです。
私は一年目記述式の解答を写してこなかったので、それで記述式の採点が思うようにできず約3ヶ月悶々としてしまいました。
ちょっとした語句の違いで記述式の採点は大きく変わってきます。(例えば「及び」と「又は」では全然違いますよね。)主語が入れ替わるだけで大袈裟に言うと満点が零点になってしまうこともあり得ます。
次項【3】の自己採点サービスにスムーズに入れるように、このことは是非ご注意ください。時間の足りない試験ではありますが、これも重要な作業のひとつです。
【3】採点サービス
各資格学校のWeb(URLも貼っておきました)から、【2】で持ち帰ってきたご自身の解答を登録画面に是非入力(選択)してください。
この採点サービスの一番大きな目的は記述式の採点です。
各資格学校が独自のノウハウでみなさんの記述式を採点してくれます。
あくまで目安ですが、とても参考になります。
(逆に言うとこれしか記述式の得点を把握する術がありません。)
このサービスは試験当日(ほぼ直後)から登録可能になります。
また登録者には後日解説付きの模範解答集が無料で配布されますので、再受験(リベンジ)する方には必須です。
その後登録した資格学校から様々な資格に関する情報(DMやメール等での広告)が届きますがそこはご容赦ください。
主要な専門学校のURL貼っておきましたので、以下主要大手4校位に登録しておくことを是非おすすめします。
◎専門学校によって記述式の配点が当然違いますので、是非複数校登録しておいてください。
(ちなみに下記は私が受験時実際に登録した専門学校です。)
◆LEC 無料成績診断
↓↓↓
行政書士試験 受験生応援企画|行政書士試験の合格を目指すLEC行政書士サイト|資格のことなら合格のLEC
◆TAC 本試験採点無料サービス
↓↓↓
◆資格の大原 本試験採点サービス(無料)
↓↓↓
◆ユーキャン 自動採点サービス
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【4】解答速報
夕方から各専門学校の模範解答が速報でUPされ始めます。
これもいくつかURL貼っておきますので【5】の自己採点用にご活用ください。
また【3】の採点サービスを並行してやっているところもありますので併せて確認・活用してみてください。
◆LEC 当日20:00予定
↓↓↓
解答速報|行政書士の試験合格を目指すLEC行政書士サイト|資格のことなら合格のLEC
◆TAC 当日21:00予定
↓↓↓
◆資格の大原 当日19:00予定
↓↓↓
◆ユーキャン 随時更新
↓↓↓
◆クレアール 当日20:00予定
↓↓↓
◆東京法経学院 当日22:00予定
↓↓↓
行政書士試験 みらなび速報 受験生特設ページ |東京法経学院
◆資格スクール大栄 公開時刻:不明
↓↓↓
【5】自己採点
怖いとは思いますが勇気を持って【4】解答速報を参考にして自己採点(記述式以外)してみてください。
ここで解答速報が資格学校で意見が割れる(いわゆる割れ問)ことがありますので、複数の解答速報を絶対に確認してください。
また出題自体に問題がある(いわゆる没問、ミス問)が発生していることもありますのでそれも十分ご注意ください。
上記の主要資格学校の最低4~5校は確認してみることをおすすめします。
私も受験当時は手に汗握り、何度も何社も見直したことを覚えています。
本当に嫌な汗をかく瞬間です。
◆記述式以外で180点GETしていればここですべて行政書士試験劇場は終了です。
「合格おめでとうございます!」
今日は美味しい存分にお酒を飲んで、美味しいものをたらふく食べて、ぐっすりお休みください。
本当にお疲れ様でした。
◆記述式以外で120点未満であれば残念ながらGAME OVERです。
来年に向け試験対策の戦略を練り直しましょう。
本当にお疲れ様でした。
◆記述式以外で120点以上180点未満の方はここから壮絶なドラマが合格発表まで繰り広げられます。
各資格学校からの【3】の採点サービスの戻り(記述式の採点:約1ヶ月後位)を待つとともに、各方面から記述式の配点や採点の辛い?甘い?の情報を収集する日々が合格発表まで続きます。これがなかなかの消耗戦になりますので覚悟しておきましょう。
(もちろん静かに合格発表まで待つという方は全然それで良いと思います。逆にその方が精神衛生上、断然健康的ではないでしょうか。)
【6】◯ちゃんねる・合格道場・Twitter等
さあ情報収集の始まりです。
集める情報は、
- 記述式の配点(キーワードに配点されます)
- 試験の難易度(一般的に難易度が高いと記述式採点が甘くなると言われている)
- 解答速報の割れ問、没問、ミス問(絶対に最後まで諦めないこと)
です。
すでにご活用になっている方も多いとは思いますが、試験終了時点から2~3日は◯ちゃんねるがやいのやいののお祭り騒ぎです。
もし興味があればご覧になっても良いと思いますが、特に記述式の得点に合否が懸かっているボーダーライン上の方は他のことがほとんど手につかなくなる恐れがありますので、覚悟してご覧になるようにしてください。
くれぐれも参考程度で...(ガセネタもなくはないので)
★行政書士試験に関する◯ちゃんねる
↓↓↓
★合格道場の掲示板
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【7】資格学校や講師陣の講評
各資格学校が解答速報に追っかけ講評・総評をリリースしはじめます。
そこでやることは試験の難易度チェックです。
「難易度:高=記述の採点が甘い」という文字を探し求めて各サイトを彷徨うことになります。
さらに各資格学校の講師陣がブログ等で講評・総評をUPし始めます。
有名な講師ブログをいくつか貼っておきますのでチェックしてみてください。
※横溝慎一郎先生
↓↓↓
※平林勉先生
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※野畑淳史先生
↓↓↓
※林裕太先生
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※ブログ新着まとめ
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★下記エントリーにて行政書士試験の講評や動画等をまとめますので、もしよろしければご活用ください。
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【8】合格発表までの長すぎる期間
行政書士試験は合格発表までが長すぎるほど長い試験です。
この間せっかく勉強する癖(ペース)がついたので何か他の資格試験に挑戦したいというポジティブな方(特に合格確実で早々にステップアップしたい方)のためにいくつかおすすめの資格をご紹介しておきますのでもしよろしければ参考にしてみてください。
◆日商簿記
◎3級
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◎2級
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◆宅建士
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◆社労士
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◆FP(ファイナンシャル・プランニング)
◎3級
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◎2級
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◎1級
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◆その他
(ボーダーライン上の方向けの資格も有ります。宅建士の後に受験する想定の記事ですが参考までに...)
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【9】最後に...
みなさん本当にお疲れ様でした。
- 合格確実の方(記述以外で180点以上)
- 不合格確定の方(記述以外で120点未満)
- ボーダーライン上の方(記述以外で120点以上180点未満)
得点別で様々な心境だと思います。
私はこの行政書士試験を2回受験しましたが、2回とも記述式以外で120点以上180点未満の一番ヤキモキする境遇でしたので、特にボーダーライン上の方のお気持ちが痛いほどよくわかります。
ここから1月末の合格発表まで本当に長いですよ(笑)
◆もし仮に不合格になってしまった方は、来年絶対に合格してください。
陰ながら応援しております。
(もしよろしければ私の資格試験対策についての記事をご覧下さい。)
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★もうひとつおすすめ記事
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◆また残念ながらもうこの試験からの撤退を決意した方も、みなさんのやってきた頑張りは決して無駄にはならないはずです。
自信を持って自分の決めた道をお進みください。
本当にお疲れ様でした。
◆そして最後に、見事合格された方、何度でも言います。
本当におめでとうございます!
私もこの資格を取得して本当に良かったと今でも日々感じています。
それほどこの資格は大いなる可能性を秘めていると思います。(雑音は無視!)
ただ合格してからが本当の正念場です。
これからみなさんの前に無限に広がる新しいビジネスチャンスに向かって、力強く、一歩一歩、突き進んでいかれることを心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきまして本当にありがとうございました。
※早々にこの段階で「おめでとうございます」と言える絶対評価の試験は良いですね。(社労士や宅建士と違って・・・)
参考記事
◎行政書士試験の効率の良い勉強方法
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◎行政書士試験に合格するための10個のツール
↓↓↓
◎非常識合格法
◎ウラ技合格法
★こちらで行政書士試験情報満載です!
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