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【速報!2018社労士試験「択一式」は45点より上がる?下がる?】資格学校の平均点から導出した択一式合格ライン予想

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2018年度社会保険労務士試験を受験したみなさん、いかがお過ごしですか?

各資格学校の模範解答も出揃い、自己採点も完了し、あとは合格ライン予想だけといった感じではないでしょうか?

 

◎今年の社労士試験の特徴は、

選択式の救済科目が絞れない(労一・社一・厚年・国年、もしかするとまたまた大穴・雇用等)

・択一式の難易度が上がったのか?下がったのか?

・択一式「常識」に救済の可能性があるのか?

今のところこんな感じです。

近年、社労士試験の合格基準については下記の通り公表されています。

 

◆社会保険労務士試験の合格基準の考え方について

 

合格基準点については、各年度毎の試験問題に難易度の差が生じることから、試験の 水準を一定に保つため、各年度において、総得点及び各科目の平均点及び得点分布等の試験 結果を総合的に勘案して補正を行うものとする。

 

(1) 総得点の補正

選択式試験、択一式試験それぞれの総得点について、前年度の平均点との差を少数第 1位まで算出し、それを四捨五入し換算した点数に応じて前年度の合格基準点を上げ下 げする(例えば、差が△1.4点なら1点下げ、+1.6点なら2点上げる。)。

※ 前年の平均点との差により合格基準点の上下を行うが、前年に下記3の補正があった場合は、3の補正が行われなかった直近の年度の平均点も考慮する。

②上記①の補正により、合格基準点を上下させた際、四捨五入によって切り捨て又は繰 り入れされた小数点第1位以下の端数については、平成13年度以降、累計し、±1点以上となった場合は、合格基準点に反映させる。ただし、これにより例年の合格率(平成12年度以後の平均合格率)との乖離が反映前よりも大きくなった場合は、この限りではない。

③下記(2)の各科目の最低点引き下げを2科目以上行ったことにより、例年の合格率と 比べ高くなるとき(概ね10%を目安)は、試験の水準維持を考慮し合格基準点を1点足し上げる。

 

(2) 科目最低点の補正

各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者の占める割合が5割に満たない場合は、合格基準点を引き下げ補正する。

ただし、次の場合は、試験の水準維持を考慮し、原則として引き下げを行わないことと する。

・ 引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合

・引き下げ補正した合格基準点が、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合

 

そこで今日は平成30年度社労士試験(択一式)合格ラインを、平成28・29年度の資格学校の採点サービス公開データと実際の合格ラインとの相関に基づいて検証してみます。 

鍵を握るのは「実際の択一式の総得点の平均点」ですが、一般的に実際の平均点と資格学校の採点サービスによる平均点とには乖離が生じます。

無論、実際の平均点の方が確実に低くなります。

それはボーダーライン上(合格の可能性のある人)が採点サービスを利用し、全く勉強していない人(合格の可能性が限りなくゼロに近い人)は採点サービスを利用しない為です。

全く勉強していない人(記念受験組等・無勉層とも呼ばれる)は案外多くいると見られています。

一説によると約半数以上がこの無勉組と言われているほどです。

 

この資格学校の平均点と、実際の平均点の乖離(平成28年度分・平成29年度分)を各資格学校ごとに、「点数の差」と「倍率」という2つの係数のレンジを用いて、平成30年度の仮想平均点を機械的に導出します。

さらにその仮想平均点を基礎に、上記の合格基準に当て嵌め、平成30年度の択一式合格ラインを予想してみます。

各資格学校の平均点が公開されているものから順次やってみます。

(資格学校の平均点はリアルタイムに変動しますのでご承知おきください。)

平均点が更新された場合は、予想も更新していく予定ですが、試験直後から徐々に資格学校の平均点は下がっていく傾向にありますので、一番最初にUPしたときがおそらく一番高い予想点となると思います。

また試験の難易度が低ければ、資格学校組の平均点は上がるが、無勉組はあまり変わらない(低いまま・問題が難しくても簡単でも得点はあまり変動しない)という傾向がありますので、平均点が前年比で上昇トレンドにある場合は、前年より乖離幅が大きくなることが予想されます。

今年はもしかするとこのケースに当てはまりますので、実際の合格ラインは導出された仮想合格点を少しマイナスして考えても差し支えないような気がしています。

その得点に当てはまりそうな方も最後まで諦める必要は決してありませんので念のため。

そのことを踏まえつう、そろそろ始めます。

目次▼

 

 

 

 

【1】平成28年度の択一式合格ライン

合計:42点

(救済:常識、厚年、国年)

 

【2】平成28年度の択一式本試験公開データ

労安 4.8

労災 4.7

雇用 4.7

常識 3.5

健保 3.9

厚年 3.8

国年 3.4

合計 28.8

 

【3】平成28年度のTACデータリサーチ択一式平均点

労安 5.7

労災 6.0

雇用 6.2

常識 5.4

健保 5.6

厚年 5.8

国年 4.8

合計 39.4

 

【4】平成28年度のLEC無料成績診断択一式平均点

※当ブログの最終確認値ですのでご理解ください。

労安 5.7

労災 5.9

雇用 6.0

常識 5.3

健保 5.5

厚年 5.6

国年 4.7

合計 38.8

 

【5】平成28年度のクレアール「合否診断。」択一式平均点

労安 5.6

労災 6.0

雇用 6.0

常識 5.6

健保 5.8

厚年 6.1

国年 5.2

合計 40.2

 

【6】平成28年度の相関

  • 平成27年の合格ライン 45点
  • 平成28年の合格ライン 42点
  • 平成28年の平均点 28.8点(前年比:マイナス2.5点)

◎平成28年のTAC平均点 39.4点

(実際の平均点との差 点数:プラス10.6点・倍率:1.37倍)

 

◎平成28年のLEC平均点 38.8点

(実際の平均点との差 点数:プラス10.0点・倍率:1.35倍)

 

◎平成28年のクレアール平均点 40.2点

(実際の平均点との差 点数:プラス11.4点・倍率:1.40倍)

 

 

【7】平成29年度の択一式合格ライン

合計:45点

(救済:厚年) 

 

【8】平成29年度の択一式本試験公開データ

労安 4.9

労災 4.6

雇用 4.8

常識 4.3

健保 4.8

厚年 3.7

国年 4.8

合計 31.9

 

【9】平成29年度のTACデータリサーチ択一式平均点

労安 6.3

労災 5.9

雇用 6.4

常識 5.6

健保 6.8

厚年 6.1

国年 7.0

合計 44.1

 

【10】平成29年度のLEC無料成績診断択一式平均点

※当ブログの最終確認値ですのでご理解ください。

労安 6.2

労災 5.9

雇用 6.3

常識 5.5

健保 6.4

厚年 5.9

国年 6.8

合計 43.0

 

【11】平成29年度のクレアール「合否診断。」択一式平均点

労安 6.2

労災 5.8

雇用 6.1

常識 5.7

健保 6.5

厚年 5.9

国年 6.9

合計 43.2

 

【12】平成29年度の相関

  • 平成28年の合格ライン 42点
  • 平成29年の合格ライン 45点
  • 平成29年の平均点 31.9点(前年比:プラス3.1点 ∴合格ライン45点)

◎平成29年のTAC平均点 44.1点

(実際の平均点との差 点数:プラス12.2点・倍率:1.38倍)

 

◎平成29年のLEC平均点 43.0点

(実際の平均点との差 点数:プラス11.1点・倍率:1.35倍)

 

◎平成29年のクレアール平均点 43.2点

(実際の平均点との差 点数:プラス11.3点・倍率:1.35倍)

 

 

【13】平成30年度のTACデータリサーチ択一式平均点

※1304人時点

労安 6.8

労災 7.0

雇用 6.4

常識 5.2

健保 7.0

厚年 6.4

国年 7.0

合計 44.8

 

【14】平成30年度のLEC無料成績診断択一式平均点

※454人時点

労安 6.5

労災 6.8

雇用 6.2

常識 5.1

健保 6.8

厚年 6.0

国年 5.9

合計 43.2

 

【15】平成30年度のクレアール「合否診断。」択一式平均点

※578人時点

労安 6.7

労災 7.1

雇用 6.4

常識 5.1

健保 6.8

厚年 6.4

国年 6.1

合計 44.6

 

【16】平成28・29年度の相関レンジからの平成30年度の予想平均点

◎平成30年のTACの現時点での平均点 44.8

  • 点数プラス10.6~12.2点を適用>>>予想平均点 32.6~34.2点
  • 倍率1.37~1.38倍を適用>>>予想平均点 32.5~32.7点

 

◎平成30年のLECの現時点での平均点 43.2

  • 点数プラス10.0~11.1点を適用>>>予想平均点 32.1~33.2点
  • 倍率1.35倍を適用>>>予想平均点 32.0点

 

◎平成30年のクレアールの現時点での平均点 44.6

  • 点数プラス11.3~11.4点を適用>>>予想平均点 33.2~33.3点
  • 倍率1.35~1.40倍を適用>>>予想平均点 31.9~33.0点 

 

【17】平成30年度の合格ライン予想

平成29年度の平均点 31.9点 合格ライン 45点

TAC

32.6~34.2点(前年比 プラス0.7~2.3点)1~2点上げ 

∴合格ライン 46~47点

LEC

32.0~33.2点(前年比 プラス0.1~1.3点)0~1点上げ 

∴合格ライン 45~46点 

クレアール

31.9~33.0点(前年比 プラス0~1.1点)0~1点上げ 

∴合格ライン 45~46点

 

 

いかがだったでしょうか?

以上が【速報!2018社労士試験「択一式」は45点より上がる?下がる?】資格学校の平均点から導出した択一式合格ライン予想でした。

 

参考までに、レンジのブレが少ない(精度が高そうな)指標は、

  • TACは「倍率」
  • LECは「倍率」
  • クレアールは「点差」

でした。

その指標からの予想合格ラインは

  • TACからは「46点」
  • LECからは「45点」
  • クレアールからは「46点」

が導出されます。

よって、当ブログでは

『本命46点、対抗45点』

を現段階での結論としておきます。

 

ボーダーライン上のみなさんが参考にしていただければ幸いです。

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