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【マドンナか?それとも客寄せパンダか?】辰巳法律研究所2017年社労士試験成績分析得点分布と合格推定点

希望の政治 - 都民ファーストの会講義録 (中公新書ラクレ)

社労士試験受験生のみなさんこんにちは!

いかがお過ごしですか

世間は総選挙一色になってしまいましたね。

もちろん注目は「希望の党」の代表に就任した小池百合子都知事に集中しています。

  • 若狭・細野の協議をリセットすると軽く一喝する
  • 消費税増税凍結・原発ゼロと対立軸を明確に掲げる
  • 小泉元首相と接触し未だに根強い人気を持つ彼の存在感を醸し出す
  • 保守色の強い中山恭子参院議員を自民党から剥がし味方につける
  • 山口公明党代表を首班指名するとリップサービス
  • 非自民の票割れを回避するために民進党を有利に飲み込む
  • 民進党議員の公認に小池ジャッジが入る

この短期間でこれだけのアクションを次々と起こすなんて小池さんって本当に勝負師ですね。

「しがらみのない大胆な政治を実現」し「日本をリセットする」ことができるのか大注目です。

この小池百合子さんが今回代表に就任したことで、希望の党の客寄せパンダならぬ票寄せパンダになることは間違いありませんが、都民ファーストから有権者ファーストへと対象を拡大し、自らも国政に出馬し「希望の党」で総理大臣という「野望」を叶え「マドンナ」となることができるのか目が離せません。

 

前置きが長くなりましたが、社労士試験業界にも「マドンナ」と呼ばれる女流講師がいらっしゃいます。

それが今日取り上げる辰巳法律研究所の人気講師・佐藤としみ先生です。

この記事でも少し取り上げましたが・・・

 

www.hikarujinzai.com

 

※参考記事

www.hikarujinzai.com

この佐藤先生は本当に素晴らしい講師だとお見受けしております。

一度講義をお聴きになればお解りになると思いますが、語り口が非常に洗練されていて無駄がなく、とても聴き取りやすいので知識がぐんぐん定着していきます。

受験生に寄り添う姿勢は社労士試験業界でも群を抜いています。

そんな「受験生ファースト」の佐藤先生が看板となっている辰巳法律研究所の、2017年社労士試験成績分析診断を入手しましたので(登録人数は決して多くないのですが)その得点分布と択一式の合格推定点の相関を検証してみます。

f:id:hikarujinzai:20170906151152j:plain

 

 

 

2016年択一式得点分布

(順に得点・累計人数・累計%)

※127人 

合格推定点44点 平均点38.1点

57 2 1.6% 

56 4 3.1%

55 7 5.5%

54 7 5.5%

53 8 6.3%

52 9 7.1%

51 10 7.9%

50 16 12.6%

49 20 15.7%

48 23 18.1%

47 30 23.6%

46 38 29.9%<<<最大ボリュームゾーン

45 43 33.9%

44 49 38.6%<<<2016年度辰巳推定点

43 51 40.2%

42 57 44.9%<<<2016年度合格点

41 63 49.6%

40 64 50.4%

 

 

2017年択一式得点分布

(順に得点・累計人数・累計%)

※182人 

合格推定点45点 平均点 43.7点

63 1 0.5%

62 1 0.5%

61 1 0.5%

60 2 1.1%

59 2 1.1%

58 4 2.2%

57 5 2.7%

56 7 3.8%

55 15 8.2%

54 19 10.4%

53 27 14.8%

52 35 19.2%

51 46 25.3%

50 57 31.3%

49 65 35.7%

48 74 41.2%

47 84 46.2%<<<2016年度の合格点分布(44.9%)

46 96 52.7%<<<最大ボリュームゾーン

45 105 57.7%<<<2017年度辰巳推定点

44 112 61.5%

43 116 63.7%

42 121 66.5%

41 125 68.7%

40 127 69.8%

 

 

今日のまとめ

  • 2016年度の辰巳の推定点(44)の累計% 38.6%
  • 2016年度の合格点(42)の累計% 44.9%
  • 2017年度の合格推定点(45)の累計% 57.7%
  • 2016年度の合格点とほぼ同じ%(44.9)の点数 47点

2016年度の合格点の累計%は44.9%でしたが、2017年度は57.7%の45点と辰巳は推定しました。

2016年度の44.9%を無造作に適用すると47点となるはずなのですが、敢えて2点マイナスして45点と予想しています。

また平均点も昨年の38.1点から今年は43.7点と5.6点伸びています。(伸び率114.7%)

このことを考慮すると、昨年の合格点が42点ですので、今年は47〜48点あたりを予想するのが自然です。

辰巳は昨年より今年の方が高得点者の登録が増えたと見ているからなのでしょうか?(事実登録人数も増加しています。)

 

いずれにしてもどのスクールデータについても言えることですが、相対的に合格ラインに近い受験生が多い母集団のスクールデータと、本試験の全受験者データで同様の昨対加点(伸び率)を適用するのはそもそもちょっと無理があるのかもしれません。

(スクールデータの平均点がn点上がったからといって実際の合格点がn点上がるとは限らない)

今後の合格ライン予想は各スクールごとにスクールデータと実データの昨対増減の乖離率にも注目していく必要がありそうです。

その乖離率がスクールの登録者のレベルを表し、またスクールの合格点予想のキモになっている(ならざるを得ない)ような気がします。

みなさんにとってはすでにご承知の常識的なまとめになってしまいましたがいかがだったでしょうか?

 

 

 

以上【マドンナか?それとも客寄せパンダか?】辰巳法律研究所2017年社労士試験成績分析得点分布と合格推定点でした。

今日小池百合子さんに絡めて失礼ながらネタにさせていただいた佐藤としみ先生は「客寄せパンダ」では決してありません。

カリスマ揃いの社労士試験講師の中でも1、2を争う名実ともにマドンナ講師ですので、是非体験動画等ご覧になって、今後この試験にチャレンジ(リベンジ)する予定方は受講を検討してみてはいかがでしょうか?

最後になりましたがみなさんの合格を心よりお祈りしております。

最後まで「希望」を捨てず、合格発表日をお迎えください。

次回は大原の最終データ検証でお会いしましょう。

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