◎2015年11月25日 11:00現在
宅建士試験を受験したみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
運命の合格発表日が1週間後に迫りました。
早いもので本試験日当日にこのブログの下の記事で
「ドラマはこれからだ!」
と謳ってから約1ヶ月と10日ほど経過し、早くも合格発表直前になってしまいました。
この記事を本当にたくさんの方に読んでいただきましてありがとうございます。
この場をお借りして御礼申し上げます。
↓↓↓
宅建士を受験したみなさん、特にボーダーライン上のみなさんにとっては、長いようで短かった、この先も絶対に忘れることができないなんとも言えない時間になったのではないでしょうか?
そろそろ心の準備をして、粛々と合格発表を迎えなければなりません。
因みに昨年の合格発表は、
日付が変わると同時に...
◆週刊住宅新聞社facebook
↓↓↓
◆週刊住宅新聞twitter
↓↓↓
【平成26年度宅地建物取引主任者試験の速報】 それでは平成26年度宅地建物取引主任者試験の結果です。合格のボーダーラインは32点(以上が合格)です。(登録講習修了者は45問中27問以上) #宅建 #takken
— 週刊住宅新聞社 出版局販売部 (@sjs_pub02) 2014, 12月 2
で発表されました。
さらに9:30頃に...
◆不動産適正取引推進機構のHP
↓↓↓
で合格者の受験番号が発表されました。
今年もほぼ同様の流れが予想されますので、しっかりチェックしておいてください。
後ちょっと気が早いですが、合格後の資格登録について少し触れておきます。(詳しくは下図参照)
宅建士試験の合格者は、試験を受けた都道府県で資格登録をします。資格登録するかしないかは自由です。登録をしなくても、試験合格の効果が失われることはありません。
また、資格登録を行なうことで、宅地建物取引士証(宅建士証)の交付を受けることができます。
正式に言うと、
- 試験に合格した時点では「宅建士試験合格者」
- 資格登録をすると「宅建士資格者」
- 宅建士証の交付を受けると「宅建士」
になります。
資格登録要件資格登録をするためには、次の3つの要件を満たさなければなりません。
- 宅建士資格試験に合格
- 実務経験2年以上
- 登録の欠格要件に該当しない
登録の欠格要件については、試験科目(宅建業法)に入っていましたのでもう重々ご承知ですよね。
◆実務経験が2年未満の場合、登録実務講習を修了すれば、資格登録できます。
私も受講しましたが、登録実務講習とは...
申込をすると、はじめに「通信講座」の教材が送られてきますが、これはあまり気にする必要はないと思います。
通信講座終了後、2日間のスクーリングがあります。各会場にて、物件調査の手法を学び、重要事項説明書や契約書を実際に作成しながら学びます。2日目には修了試験があり、80%以上の正解で合格となります。
因みに修了試験の合格率は99%ですので、余程のことがない限り不合格にはなりません。登録実務講習の修了証は、通信講座を受講し、2日間のスクーリングを受講し、修了試験に合格することで交付されます。
なお、登録実務講習の費用は実施機関により異なりますが、概ね2万円前後のところが多いようです。
私は会場が近かったのでLECで受けましたが、とても優しくて面白い先生でしたよ。ちょっと宅建業者をやりたくなってしまったことを思い出します。
↓↓↓
宅建登録実務講習 - 宅地建物取引士(旧:宅地建物取引主任者)|資格のことなら合格のLEC
※出典:LEC
◆次はいよいよ資格登録申請です。資格登録の手続き登録に必要な書類、費用は以下の通りです。これらを都道府県知事に提出します。
- 登録申請書(記名・押印)
- 誓約書(記名・押印)
- 身分証明書(本籍地の市区町村が発行。成年被後見人及び被保佐人ではないこと、破産者で復権を得ない者ではないことを証明する)
- 登記されてないことの証明書(法務局が発行。成年被後見人及び被保佐人ではないことを証明する)
- 住民票(申請者本人のみ記載。本籍・続柄記載不要。)
- 合格証書コピー
- 顔写真(縦3cm×横2.4cmのカラー写真)
- 登録資格を証する書面(実務経験証明書や、登録実務講習の修了証など)
- 登録手数料、37,000円
なお、資格登録申請をしてから資格登録完了(登録通知書が届く)まで、書類に不備がなかったとしても、2か月程度かかります。
少し寄り道をしてしまいましたが、それではそろそろ本題に入ります。
いよいよ2015年の宅建士試験の合格ライン予想も出揃ってきました。
しんがりとなる宅建ゼミナールの最終予想が今日、明日にでも発表されるはずです。
※発表されました!
↓↓↓
宅建|平成27年度(2015年度)宅建試験合格予想ライン_宅建受験専門校 宅建ゼミナール(ユーノリカ・ライセンス・グループ)
そこで、例年の宅建士試験合格ライン予想に大きな影響力を与えていると考えられているキモとなる、主要な資格スクールの予想やデータ、講師陣の講評の中での予想などをここで最終的にまとめておきます。(宅建ゼミナールも発表され次第追加いたします。)
予想点の高いものから順に一覧にしておきますので最後の確認としてお役立てください。
また合格発表後も当ブログの予想を筆頭に、しっかりと的中・不的中を検証する予定ですので参考にしてみてください。
★当ブログでは現時点で合格ボーダーラインを下記の通り予想しています。
(合格率に極端な変動がないと仮定しております。)
31点 ボーダーライン本命◎
30点 ボーダーライン対抗○
その根拠は...
(1)的中回数(過去6年:主要11社中トップ)
【日本マンパワーの予想合格ライン】30・31・32
(2)的中率(過去6年:主要11社中トップ)
【資格スクール大栄の予想合格ライン】31
(3)TACの平均点サンプルデータ(過去6年)
【TACの平均点マイナス1~2点】30・31
(4)LECの平均点サンプルデータ(過去6年)
【LECの平均点プラスマイナス1点】30・31・32
(5)ユーキャンの平均点サンプルデータ(過去6年)
【ユーキャンの平均点プラス3点】31
(6)ユーキャンの得点分布サンプルデータ(過去6年)
【ユーキャンの得点分布43%~47%】30
各点数の出現回数を集計すると...
32点・・・2回
31点・・・5回 本命
30点・・・4回 対抗
29点・・・0回
※合格率に大幅な変動がないことが前提条件
それでは続けて、資格スクールや講師陣の予想、資格スクールのデータからの予想をまとめておきます。
※データ集計の都合上過去6年の実績を検証しました。
◎33・32
◆住宅新報社
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)27.8%
- 業界専門誌の高めの予想が波乱を演出するか
◎32・31
◆資格の大原
【過去6年実績】
- 的中回数4回
- 的中率(的中数/予想個数)25.0%
- 的中数も的中回数も特筆するものはないがなんといっても「大手」の予想は無視できない
◎32・31・30
◆日本マンパワー
【過去6年実績】
- 的中回数6回
- 的中率(的中数/予想個数)33.3%
- 無難な3点予想だが6年連続的中はお見事と言わざるを得ない
◆TAC
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)27.8%
- 言わずと知れた大手資格スクールで予想も無難な3点予想は大手の理論か
◆LEC
【過去6年実績】
- 的中回数4回
- 的中率(的中数/予想個数)29.4%
- ここも大手資格スクールの一角だが的中実績もそれほど有るとは言えない
◆駿台法律経済&ビジネス専門学校
【過去6年実績】
- 的中回数4回
- 的中率(的中数/予想個数)22.2%
- 平成23年から4年連続的中だがその前2年は連続不的中
◆LEC平均点プラスマイナス1点
【過去6年実績】
- 的中回数6回
- 的中率(的中数/予想個数)33.3%
- 3点予想とは言え過去6年連続的中はデータとして有望
◎31
◆資格スクール大栄
【過去6年実績】
- 的中回数3回
- 的中率(的中数/予想個数)50.0%
- 渾身の1点予想が好感度大で影響力も大きい
◆ユーキャンの平均点プラス3点
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)83.3%
- 実質パーフェクトと言ってもいい内容で今や最も注目されるデータ
◎31・30
◆宅建ゼミナール
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)38.5%
- オーラスを飾り31点70%、30点30%の予想!昨年1点予想的中(5年連続続的中)
◆日建学院 宮嵜講師
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)45.5%
- 近年1点予想、2点予想(平成23年は3点)で見事5年連続的中
◆LEC 水野講師
【過去6年実績】
- 的中回数4回
- 的中率(的中数/予想個数)30.8%
- 受講生に大人気の熱血講師は近3年2点予想で的中続く
◆TAC平均点マイナス1~2点
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)50.0%
- 的中回数、的中率ともに高く信頼度高いデータと言える
◎31・30・29
◆日建学院
【過去6年実績】
- 的中回数5回
- 的中率(的中数/予想個数)27.8%
- 業界大手の29点予想が吉と出るか凶と出るか大注目
以上がキモとなる資格スクールや講師陣の予想、資格スクールのデータからの予想最終まとめでした。
振り返ってみていかがですか?
改めてみなさんは2015年宅建士試験の合格ラインを何点と予想しますか?
私は個人的には、希望も込めて、
「31点以下は当たり前、悪くても30点、あわよくば29点!」
と思っていますが結果はいかに...
最後に、先日入手しました「不動産法律セミナー」の全体講評を貼っておきますので是非ご一読ください。
↓↓↓
『不動産法律セミナー2015年12月号より』
平成27年度宅地建物取引士試験出題傾向と分析
◆全体講評
宅地建物取引士として初回となる平成27年本試験であったが、権利関係は昨年以上にやや難易度が高い出題が中心である。最も出題数の多い宅建業法では、今年も問われている内容自体は過去問演習等により頻出基本知識をしっかりおさえていれば対処可能な比較的平易なレベルが多かったといえるが、個数・組合せ問題がさらなる増加でパワーアップしており、限られた時間内で確実に知識をアウトプットできるよう慣れておくことが大切である。また法令上の制限分野では国土利用計画法が独立した設問として復活したことが特徴だが、全体として平易なレベルな設問内容であった。税法・価格評定は全体としてほぼ例年レベルであり、最後の5問免除科目についても全体としては昨年とほぼ同様のレベルといえるだろう。
権利関係の難易度や宅建業業法での個数形式の多さ等から、全体として昨年より難化しているといえ、昨年同様の合格率とするならば合格点は下がると思われる。
∴合格率に変動なければ、32点より下がる
◆宅建士をはじめとする必置資格の魅力
↓↓↓
★合格確実の方は...
↓↓↓
★惜しくも来年リベンジとなった方は...
↓↓↓
★試験の難易度や講評についてはこちら!
↓↓↓
★もうすぐ合格発表!逆境をチャンスに!
↓↓↓
★こんな資格(検定)もおすすめです!
↓↓↓
★クリックしていただければ他の宅建士試験情報を見ることができます!
↓↓↓