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【宅建士試験の合格ラインに1点足りなくて不合格...】次は確実に合格するために自問自答して欲しい7つのこと

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※この記事は2015年に書いたものです。

 

宅建士試験を受験したみなさんこんにちは?

試験を終えて早くも2週間が過ぎてしまいましたがいかがお過ごしですか?

自己採点はもうお済ですか?

資格学校等から合格ラインの予想も出ていますがそれと比較していかがですか?

★2017資格学校の合格ライン予測

↓↓↓

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(2015年)

当ブログの合格ライン予想は、

◎31点

と予測しています。

一応29点から32点くらいまでをボーダーライン、

33点で安泰ではないかと位置付けています。

もちろん合格発表があるまで絶対に諦めてはいけませんが、そうは言ってももし不合格確実になってしまった方(不合格になってしまいそうな方)はそろそろ今回の宅建士試験を振り返るべき時期なのではないかと感じています。

 

そこで今日は宅建士試験にあと1点ほど足りなくて(ちょっと大袈裟に言ってますが惜しいところで)不合格になった方に対して、次は確実に合格していただくために今一度自問自答して欲しいことをまとめてみます。

 

※過去このブログでも同じような論点でまとめ記事をいくつか書きましたので併せてチェックしてみてください。

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宅建士試験も上記の記事で紹介したように社労士や行政書士等とほぼ同じ考え方で問題ないと思いますが、今日はできるだけ宅建士試験に特化して掘り下げてみたいと考えています。

次回(来年)確実に合格していただくための参考にしていただければ幸甚です。

それではQ&A方式で進めていきます。

 

 

 

Q1.宅建士試験のしくみ(概要)を熟知しているか?

・合格点は過去10年で見ると32点から36点

・合格率は15.2%から17.9% 

  申込者数 受験者数 合格者数 合格率 合格点
H26(2014) 238,343 192,029 33,670 17.5% 32点
H25(2013) 234,586 186,304 28,470 15.3% 33点
H24(2012) 236,350 191,169 32,000 16.7% 33点
H23(2011) 231,596 188,572 30,391 16.1% 36点
H22(2010) 228,214 186,542 28,311 15.2% 36点
H21(2009) 241,944 195,515 34,918 17.9% 33点
H20(2008) 260,591 209,415 33,946 16.2% 33点
H19(2007) 260,633 209,684 36,203 17.3% 35点
H18(2006) 240,278 193,658 33,191 17.1% 34点
H17(2005) 226,665 181,880 31,520 17.3% 33点

・試験内容

■民法等 14問

問1から問14

民法、借地借家法、建物区分所有法、不動産登記法

■法令上の制限 8問

問15から問22

国土利用計画法、都市計画法、建築基準法、土地区画整理法、農地法、宅地造成等規制法、その他の法令制限

■宅建業法 20問

問26から問45

宅建業法及びその関連法令に関すること

■税・その他 8問

問23から問25と問46から問50

所得税、印紙税、登録免許税、贈与税、相続税、地方税(不動産取得税、固定資産税)、地価公示法、不動産鑑定評価基準、住宅金融支援機構法、景品表示法、統計等、土地、建物

・以上50問を2時間で解くので1問あたり2分24秒で解かなければならない

【アドバイス】

すべてご存知のことでしょうが、おおよその合格ラインや合格率、出題のボリューム、各範囲の出題の順番などは改めて押さえてください。これを知らずして合格することは絶対にありえません。自分の得点の目標をどこに設定するかとか、問題数と制限時間の関係性などは常に意識しておかなければならないことです。

 

 

Q2.絶対に落としてはいけないレベルを確実に押さえているか?

・満点を取る必要はない(7割・35点くらいを当面の目標に)

・余裕がなければ覚える時間と出題率のバランスが悪い捨てるべき論点は思い切って捨てる(用途制限や土地・建物等、出ても一問)

・本試験当日、試験会場で資格学校が配布しているチラシには目を通す(各学校の威信をかけた出題予想論点ですし、他の受験生も目を通しているはずなのでもし万が一出題されれば決定的な差になってしまう)

・正答率50%以上の問題(過去問)だけ正解すれば約6割はとれる

【アドバイス】

日建学院のデータをお借りしましたが、過去2年の問題別の正答率です。

正答率50%以上の数は、

平成25年・・・35問

平成26年・・・30問

となっています。

ただ平成27年以降この数はさらに減ると予測します。

過去問だけでは対応できなくなってきているのも事実ですが、30点程度をGETする基礎力は宅建士試験の受験資格と言っても過言ではありません。

 

 

 

Q3.ほとんどの人ができないレベルの問題を一問でも拾えているか?

 ・合否の分かれ目は、Q2の「落とせない問題を落とさないこと」とQ3の「人ができない問題を1問でも多く拾うこと」以外にはありえない

・初めて目にするような難しい問題が出ても絶対に動揺しない(みんな同じ)

・難問は常識とインスピレーションで判断する(消費者が有利になる。宅建業者だけの有利にならない。宅建業者としてわきまえておくべき内容。コンプライアンスの観点から最も解答に適している。等)

・大体最後に2択が残るので、そのときはより見慣れない方を切る(全くの新出の論点は正解肢にはなりにくい。所謂出題者の巧妙なトラップの可能性が高い。)

【アドバイス】

例年合格のボーダーラインは35点前後で決着します。言い換えるとほとんどの受験生が苦戦する問題が10~15問程度は準備されているとも言えます。この15問の中から1問でも2問でも拾えれば合格にぐっと近づきます。難問に直面したときは頭の半分は「もし落としてもあまり差がつかない」と楽観的に考えつつ、また残りの半分は「これが合否が分けるのだ」ということを意識して持っているすべての知識を結集させ、インスピレーションを研ぎ澄ませて一点でも多くGETしましょう。

 

 

Q4.自分の弱点を可視化しているか?

・ほとんどの資格試験のキモは自分の弱点の可視化以外には考えられない

・本試験当日に持って行き、試験開始ギリギリまで繰り返しチェックする「自分の弱点リスト」をまとめるのが資格試験勉強そのものであると言える

・過去問を最低3周は回し、1回でも間違えた問題を直前期にもう一度やってそこでまた間違えた問題は「弱点リスト」入り
・「弱点リスト」入りしている問題の正解肢が自信を持って選べるようになるまで繰り返し繰り返し当たっておけばどんどん自信が付いてくる

【アドバイス】

宅建士試験の最も重要な勉強方法は過去問を解くことですが、ただ解いて解き放しにしておいてもまったく意味がありません。正解して喜ぶのではなく、間違えることで自分の弱点を把握できたことを喜んで欲しいです。本試験前は間違えれば間違えるほどラッキーなのです。本試験前はいくら間違えても何のデメリットもないのです。ただクドイですがその間違えた問題をリストアップすることが最も重要なことなのです。「弱点リスト」を試験監督が「参考書を片付けてください」と言うまで回しましょう。

 

 

Q5.暗記をなんとなくやってなんとなく覚えた気になっていないか?

・暗記は覚えると決めた箇所は確実にとことん暗記しないと意味がないしもったいない

・なんとなく覚えているというのが最も出題者のトラップにかかりやすい

・宅建士試験は数字の暗記が必須なので、全体を学習した段階で一度重要な数字を自分で洗い出し、関連付けてエクセルなどでまとめておきたい(それを常に身に付けてスキマ時間にチェック)

・直前期1週間は宅建業法と法令上の制限を中心に暗記項目の最終チェックが必要不可欠(絶対に落とせない箇所)

【アドバイス】

資格試験は理解する勉強法はもちろん大事なのですが、理解する勉強法だけではなかなか合格できないのが現実です。極論すると細かい論点まですべて暗記しておけば迷うことなくすらすら正解を導くことができます。私も暗記は大嫌いですが、必要最低限の論点(数字や宅建業法)は大雑把でなく正確な知識を暗記するようにしてください。そのためにはブサイクな語呂合わせ等も恥ずかしがらず積極的に導入しましょう。

 

 

Q6.本試験の本番で効率的な解き方をやっているか?

・第1問から順番通りに几帳面に解く必要はまったくないし、逆におすすめしない。因みに私は暗記した知識を早めにOUTPUTするために「48問目の統計ー宅建業法ー法令上の制限ー税・その他ー民法等」の順番で解いていた(過去問を解いている時からこの順番に慣れておく)

・民法等は図を書いたりして熟考しなければならないので最後にして残り時間でじっくり解く(民法等を最初にやってハマると残り時間もなくなりパニックにしかならない)

・わからない問題や個数問題等の難問は躊躇することなくバンバン飛ばす(どんな問題も1点は1点でしかない)

・「正」を聞かれているのか「誤」を聞かれているのか本当によく間違える(勘違いする)ので問題文を読んだ時点で聞かれているのが〇なのか✖なのかを問題文中の正誤が表現されている部分に書いておく(見直しもココをまずチェックして欲しい)

・正解肢を探すより誤解肢を探すほうが断然探しやすいし時間も掛からない(「誤」を選ぶ問題の方が楽)

【アドバイス】

宅建士試験は時間との勝負です。早い段階で暗記科目の宅建業法等を忘れないうちに解き終え、少しでも残り時間を多く持って最後の民法等に取り掛かれるかが運命の分かれ目です。私は日頃から過去問を解く際に「民法等以外を1時間10分で解く」と決めていて、それを本試験でも意識しました。バランスよく得点するためにその1時間10分を過ぎてしまうと民法等に機械的に移るくらいの意識で良いと思います。最後「民法等と見直し」で50分位持って入れると個人差はあると思いますが、比較的良いペースなのではないでしょうか。

 

 

Q7.合格後のビジョン(不合格後の悲劇)を明確にイメージできているか?

・合格後に広がる素晴らしい世界をイメージする

自信がつき自分にプライドが持てる

犠牲にしたいろんなことが報われる

世間的に評価される

資格手当や昇給・昇格が期待できる

就職や転職が有利になる

次の資格にステップアップできる

・不合格後の厳しい現実を覚悟する

自分に自信が持てず自己嫌悪に陥る

苦しい勉強をもう一年やらなければならない

家族や恋人に顔向けできない

取得を要求されていた会社での業務に支障をきたす

就職や転職の展望が開けない

次の資格へのステップアップの予定が狂う

【アドバイス】

この明暗をちゃんと意識しているか意識していないかで結果は大きく変わってきます。この合格後と不合格後の雲泥の差を極限までイメージできていれば自ずと勉強にも身が入り、本試験での絶対に最後まで諦めない粘りも増します。資格試験は「俺はこの試験に絶対に合格するんだ」という想いが強かった人から順番に合格していくような気がします。是非今日この記事を読んでいただいた直後に、

「平成〇〇年度の宅建士試験に40点取って合格する!」

と大きく紙に書いてご自宅のよく見えるところに掲示することをおすすめします。

その時点で来年の宅建士試験合格が約束されますので... 

 

 

 

以上が宅建士試験にあと1点足りなくて不合格になった方が次は確実に合格するために自問自答して欲しい7つのことでした。

いかがだったでしょうか?

 

もちろん合格発表があるまでは慌てて勉強を始める必要はありません。

一生懸命頑張って勉強してきたのですから今のこの時期くらいは少し休みましょう。

でも万が一合格発表日に自分の受験番号がなかったときは、是非今日の記事の内容を頭の片隅に置いておいていただいて勉強を再開していただければと思います。

一年なんてあっという間です。

本当にあっという間です。

来年の今頃は合格安全圏の得点を楽々とGETして、試験後の解答速報や合格ライン予想のお祭り騒ぎを高みの見物していただくことを切に願っております。

最後に合格ラインが1点でも低くなり、この記事を発表後に再読する方がひとりでも減ることを念じつつ今日の記事は締めくくります。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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