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【(総集編)「全8科目」救済可能性ランキング】TAC過去10年分のデータから導いた2018年社労士試験選択式「補正」の確度

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※社労士試験2018振り返り動画の告知です!

↓↓↓

youtu.be

 

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2018年度社労士試験を受験したみなさんこんにちは!

いかがお過ごしですか?

 

ボーダーライン上の方は、合格ラインが気になる日々をお過ごしのことと思います。

特に補正待ちの方は基準点の3点に届かなかった科目が救済されるかどうか気が気でないのではないでしょうか?

 

そこで当欄では、業界随一の利用者数を誇る「TAC」データリサーチ過去10年分のデータを使って科目別の選択式・救済確度の検証シリーズをお送りしてきました。

TACと本試験の数値の相関関係が各科目で異なっているのではないかという仮説に基づき、全科目ごとに検証しました。

★その詳しい内容はこちらをご覧ください。

(第一弾)労一

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(第二弾)国年

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(第三弾)雇用

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(第四弾)労安

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(第五弾)厚年

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(第六弾)健保

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(第七弾)社一

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(第八弾)労災

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今回はこのシリーズ総まとめ版として「救済可能性ランキング」をやってみます。

近年「合格基準の考え方」が公開され、合格発表後に「科目得点状況表」が開示されるようになって以降、選択式の救済科目を予想するためには「得点分布データ」が欠かさないものとなりました。

当シリーズは、過去10年分の「TAC」得点分布データと、「本試験」の実際の得点分布の相関(散布図)から、今年の「2点以下割合・1点以下割合」を導き出しました。

過去10年間の「TAC」&「本試験」データ(科目別)の散布図から導いた近似曲線上に今年の「TAC」得点分布データを代入し算出された今年の「本試験」予測値(2点以下割合5・1点以下割合)を使ってランキングします。

特に「1点以下割合」が補正への大きな壁となりますので重視することにします。

それではそろそろ救済可能性が低い順に第8位から始めます。

 

▼ランキング▼

 

 

 

 

第8位 労災

◎解答

A(4)労働保険事務組合

B(2)サービス業

C(4)25,000円

D(4)林業

E(3)個人タクシー事業者

 

◎1点以下割合

7.4%

◎2点以下割合

23.0%

 

◎コメント

今年の「労災」は「厳しい」としておきます。

2018年選択式試験で一番易しかったというのは既に共通認識でしょう。

癒しの科目だったのではないでしょうか?

 

 

第7位 労安

◎解答

A(7)1か月

B(2)30分

C(11)功労報償

D(16)デザイン

E(20)ろ過材及び面体を有する防じんマスク

 

◎1点以下割合

19.1%

◎2点以下割合

48.8%

 

◎コメント

今年の「労安」は「厳しい」としておきます。

当ブログの本試験直後の合格ライン予想で救済科目のひとつとして取り上げたのですが、TACデータからはやや厳しそうです。

 

 

第6位 健保

◎解答

A(14)疾病構造の変化

B(7)運営の効率化

C(13)質の向上

D(3)以前42日

E(10)後56日

 

◎1点以下割合

22.0%

◎2点以下割合

45.4%

 

◎コメント

今年の「健保」は「厳しい」としておきます。

5年連続補正されている救済エリートの「健保」ですが、今年の数値からは強くは推せません。

 

 

第5位 雇用

◎解答

A(5)15日

B(4)11日

C(15)2分の1箇月

D(19)5年

E(11)100日

 

◎1点以下割合

23.9%

◎2点以下割合

39.7%

 

◎コメント

今年の「雇用」は「厳しい」としておきます。

昨年波乱の主役となった注目の科目ですが、数値的にはちょっと厳しそうです。

 

 

第4位 労一

◎解答

A(2)1.26

B(16)東京都

C(12)次世代育成支援対策推進法

D(5)101人

E(14)生産年齢人口

 

◎1点以下割合

27.6%

◎2点以下割合

57.1%

 

◎コメント

今年の「労一」は「微妙」としておきます。

「労一」の悲運を過去何度も何度も見てきました。

この科目は合格レベルの受験生と受験生全体の得点の乖離が小さいのが特徴です。

科目名の通り一般常識で何点か得点できる問題が多いからでしょうか?

今回もAやDは数字4つの「4分の1」の確率、Bは東京都と鳥取県のほぼ「2分の1」の確率ですが最も高いのが沖縄県と問題文中にあるので、その対極として考えると…

Eも常識で2肢くらいまでは絞れそうな問題です。

本試験の「1点以下割合」がどこまで伸びるか注目です。

「労一」につきましては今年も「微妙」としておきます。

 

 

第3位 厚年

◎解答

A(14)納入の告知または納付の日の翌日から6か月

B(15)被保険者から徴収された保険料

C(19)専ら厚生年金保険の被保険者

D(8)至った日の翌日の属する月の前月

E(1)1年以内

 

◎1点以下割合

28.7%

◎2点以下割合

56.9%

 

◎コメント

今年の厚年は「五分五分」としておきます。

「1点以下割合」の予測値が「28.7%」ですので補正基準をクリアしません。

これだけ見れば厳しい状況なのですが、近似曲線の信頼度(R-2乗値)があまり高くないので波乱の余地がありそうです。

「厚年」は補正の常連で、TACの数値に関わらず予想以上に受験生全体の数値が跳ねることがよくあります。

その確率は過去の実績から見ると「五分五分」くらいはあると見ております。

上振れるか?下振れるか?合格発表まで目が離せません。

 

 

第2位 社一

◎解答

A(2)3年

B(14)35,000円

C(19)脱退一時金

D(10)60歳以上65歳以下

E(7)50歳未満

 

◎1点以下割合

35.7%

◎2点以下割合

60.2%

 

◎コメント

今年の社一は「ほぼある」としておきます。

「ほぼ」としたのは2015年TACの「1点以下割合」が「11.9%」だった年に本試験が「30.4%」と補正基準ギリギリだったことが気になるのです。

今回は「確定給付企業年金」の得点が受験生全体で伸びていないことを期待するしかありません。

本試験直後の当ブログの補正科目予想では「社一」はチョイスできませんでしたが、数値的には 「1点以下割合」35.7%、「2点以下割合」60.2%、近似曲線の信頼度も高いので「ほぼある」と見ております。

 

 

第1位 国年

◎解答

A(17)毎月

B(19)老齢基礎年金の受給権者に対し、当該受給権者に係る個人番号の報告

C(16)納付猶予

D(5)1000分の7

E(13)取得した日の属する月から当該年金の支給の繰下げの申出をした日の属する月の前月までの月数(当該月数が60を超えるときは、60)

 

◎1点以下割合

42.7%

◎2点以下割合

67.9%

 

◎コメント

今年の「国年」は「安全圏」としておきます。

数値的には安心できるレベルで、確かユーキャンデータなどは「1点以下割合」が30%に届きそうな勢い(29.1%)だったはずです。

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これで受験生全体で30%超えないとなると、「ユーキャン受講生のレベル=受験生全体レベル」となってしまいますがそれは常識的には考えづらいです。

「ユーキャンは何を教えているの?」ということになり兼ねないですね。

D・Eの入れ間違いが得点が伸びなかった要因というのはちょっと皮肉ですが、概ねどのスクールのデータを見ても出来が悪そうなのは事実です。

今年の主役とも言える「国年」救済はやはり「安全圏」と見ております。

 

 

TACデータから導いた本試験(受験生全体)の得点分布予測値

労安(1点以下)19.1%(2点以下)48.8%

労災(1点以下)7.4%(2点以下)23.0%

雇用(1点以下)23.9%(2点以下)39.7%

労一(1点以下)27.6%(2点以下)57.1%

社一(1点以下)35.7%(2点以下)60.2%

健保(1点以下)22.0%(2点以下)45.4%

厚年(1点以下)28.7%(2点以下)56.9%

国年(1点以下)42.7%(2点以下)67.9%

 

以上が【(総集編)「全8科目」の救済可能性ランキング】TAC過去10年分のデータから導いた2018年社労士試験選択式「補正」の確度でした。

 

当欄からのコメントをまとめておくと、

「安全圏」国年

「ほぼある」社一

「五分五分」厚年

「微妙」労一

「厳しい」雇用・健保・労安・労災

としておきます。

 

ただ今日のランキングはあくまでも予想です。

たった過去10年分のTACデータリサーチと本試験受験生全体の相関からの予測値です。

いつも申しておりますが「当たるも八卦当たらぬも八卦」です。

無責任な締めくくりで大変恐縮ですが、参考程度に受け止めていただければ幸いです。

合格発表までまだあと1ヶ月ちょっとありますが、最後まで吉報を信じて待ちましょう。

みなさんの合格を陰ながらお祈りしております。

 

 

 

★当ブログの合格ライン予想(本試験直後発表した予想を初志貫徹で変えていません!)と各資格学校の合格ライン予想を載せておきます。

◎ひかる人財プロジェクト

■択一式

本命46点・対抗45点

 

■選択式

救済:国年

労安・労一・厚年は可能性あり

 

◎辰巳法律研究所

■選択式 

23点

救済:労一・社一・国年

■択一式 

44点

 

◎ユーキャン

■選択式 

23点前後

救済:国年は濃厚、労一・社一は可能性あるか

■択一式 

46点前後

救済:なし

 

◎TAC

■選択式 

24点⇒23点

救済:国年

■択一式

46点⇒45点

救済:なし 

 

◎フェニックスアカデミー

■選択式 

24〜25点前後

救済:労一・労安・健保・厚年・国年は可能性ある

■択一式

昨年度(45点)より少し低い点数になる可能性がある

救済:常識・雇用・健保は可能性ある

 

◎クレアール

※本試験徹底分析動画より

■選択式 

救済:労一・社一・厚年・国年は可能性ある

■択一式 

47点

救済:常識

 

◎山川予備校

■選択式

24点・23点

救済:厚年・国年 

■択一式 

45点・46点

救済:なし

 

◎資格の大原

■選択式

救済:労一・国年・社一・厚年(表記順)

■択一式

45点前後

救済:常識

 

◎LEC

■選択式 

23点

救済:国年は可能性高い、労一・社一も可能性ある

■択一式 

45点

救済:なし

 

◎LEC 澤井講師

■選択式

25点

救済:国年

■択一式

45点

救済:なし

■合格率 9%台

 

微力ですがみなさんの合格を心よりお祈りしております。

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