2018年度社会保険労務士試験を受験したみなさん、いかがお過ごしですか?
今日は合格発表を直前に控え、業界最大の母数を誇るTACのデータのみを使って超シビアな合格ライン予想を出しておきます。
当ブログの予想は本試験直後に公開した、
◎択一式
本命46点 対抗45点
◎選択式
国年確実
労安・労一・厚年に可能性あり
から一貫して変更するつもりはありませんが、合格発表後に公開予定動画の中で振り返る予定のTACデータを基にした「超」シビアな合格ラインを導出(再確認)しておきます。
※動画の告知
ちなみに2018年の択一式は「44点〜47点」の中から決まるとみられています。
また、選択式の補正科目は「国年」「社一」「厚年」「労一」あたりが有力と言われています。
そのいささか広すぎる合格ラインを今日はTACのデータと合格ラインの相関関係から、近似曲線を使って極限までシビアに絞り込みたいと思います。
ありがた迷惑な企画だとは思いますが、少しでも興味のある方はもしよろしければこの先を読み進めてください。
静かに合格発表を待ちたい方は静かにここでブラウザバックをお勧めいたします。
それでは今年の合格ライン予想のおさらいから始めます。
平成30年度第50回社会保険労務士合格基準
目次
各スクールの合格ライン予想
◎I.D.E.社労士塾
■選択式
25点
救済:2点救済は複数科目可能性あり
ただし、どの科目かを絞り込むことは困難
■択一式
46点前後
救済:かろうじて「一般常識」の可能性が残る
◎辰巳法律研究所
■選択式
23点
救済:労一・社一・国年
■択一式
44点
◎ユーキャン
■選択式
23点前後
救済:国年は濃厚、労一・社一は可能性あるか
■択一式
46点前後
救済:なし
◎TAC
■選択式
24点⇒23点
救済:国年
■択一式
46点⇒45点
救済:なし
◎安全衛生普及センター
■選択式
23点〜25点
救済:国年・労一が7〜8割程度、労安・社一・厚年が2〜3割程度
■択一式
45点・46点
救済:常識・国年も確率はそれほど高くない
◎フェニックスアカデミー
■選択式
24〜25点前後
救済:労一・労安・健保・厚年・国年は可能性ある
■択一式
昨年度(45点)より少し低い点数になる可能性がある
救済:常識・雇用・健保は可能性ある
◎クレアール
※本試験徹底分析動画より
■選択式
救済:労一・社一・厚年・国年は可能性ある
■択一式
47点
救済:常識
◎山川予備校
■選択式
24点・23点
救済:厚年・国年
■択一式
45点・46点
救済:なし
◎資格の大原
■選択式
救済:労一・国年・社一・厚年(表記順)
■択一式
45点前後
救済:常識
◎LEC
■選択式
23点
救済:国年は可能性高い、労一・社一も可能性ある
■択一式
45点
救済:なし
◎LEC 澤井講師
■選択式
25点
救済:国年
■択一式
45点
救済:なし
■合格率 9%台
過去16年のTACと本試験の択一式合格ラインの相関
※「択一式」過去16年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
(横軸)TAC平均点
(縦軸)本試験平均点
◎2018のTACデータ
44.4点
◎近似曲線からの2018の本試験平均点推定値
32.0点(2017の本試験平均点31.9点で合格ライン45点)
★結論
「択一式の合格ラインは45点」
過去10年のTACと本試験選択式「国年」の相関
(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「国年」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(2点以下割合)
国年 40.1%
◎2018の本試験(2点以下割合)推定値
国年 67.9%(◎補正基準クリア)
(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「国年」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(1点以下割合)
国年 18.2%
◎2018の本試験(1点以下割合)推定値
国年 42.7%(◎補正基準クリア)
★結論
「国年は救済濃厚」
過去10年のTACと本試験選択式「社一」の相関
(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「社一」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(2点以下割合)
社一 28.1%
◎2018の本試験(2点以下割合)推定値
社一 60.2%(補正基準クリア)
(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「社一」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(1点以下割合)
社一 11.6%
◎2018の本試験(1点以下割合)推定値
社一 35.7%(補正基準クリア)
★結論
「社一は救済濃厚」
過去10年のTACと本試験選択式「厚年」の相関
(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「厚年」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(2点以下割合)
厚年 20.5%
◎2018の本試験(2点以下割合)推定値
厚年 56.9%(補正基準クリア)
(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「厚年」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(1点以下割合)
厚年 5.5%
◎2018の本試験(1点以下割合)推定値
厚年 28.7%(補正基準クリアならず)
★結論
「厚年は救済確実とは言えない」
過去10年のTACと本試験選択式「労一」の相関
(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「労一」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(2点以下割合)
労一 34.4%
◎2018の本試験(2点以下割合)推定値
労一 57.1%(補正基準クリア)
(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※「労一」過去10年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線
◎2018のTACデータ(1点以下割合)
労一 10.1%
◎2018の本試験(1点以下割合)推定値
労一 27.6%(補正基準クリアならず)
★結論
「労一は救済確実とは言えない」
いかがだったでしょうか?
以上が、【2018年社労士試験合格発表直前緊急企画】今更ですがTACのデータ使って超シビアな合格ライン出しときます!でした。
結論は
◎択一式合格ライン
45点
◎選択式補正科目
「国年・社一」濃厚
「厚年・労一」確実とは言えない
となりました。
ただ補足しておくと、択一式は「44点〜46点」までブレる可能性はデータ上十分あります。
敢えて一点に絞るとすれば「45点」というご理解でお願い致します。
また「厚年・労一」もデータのブレる範囲内で救済の可能性はあると思います。
今日は超シビアに、TACデータのみで合格ラインを機械的にぶった切りましたので、参考程度に捉えておいてください。
合格発表直前の記事としてはいささか刺激が強かったかもしれませんが、TACデータがシビアに物語っているのは、択一式「45点」、選択式補正科目「国年・社一」濃厚ということになりました。
この記事を読んでいただいて自信をさらに深めた方、少し不安になってしまった方、双方いらっしゃることでしょう。
ここから先は合格発表後に公開予定のひかる人財プロジェクト動画の中で補足しますので是非そちらををご覧いただければ幸いです。
その動画でまたお会いできることを楽しみにしております。
こん機会にチャンネル登録を是非お願い致します。
※動画の予告編
※社労士試験の情報満載です!
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