宅建士試験受験生のみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
連日宅建試験合格ライン関連の薄口エントリーでお騒がせしております。
とにかくみなさんにどんな些細な情報であっても提供したいという想いだけで連投しております。
不毛な合格点予想に終始しておりますが、もしよろしければもうしばらくお付き合いください。
そこで今日は、「今年(2017)の33点が去年(2018)の34点に被る」という声を受け、2016の34点と2017の33点を徹底比較してみます。
今日は衆院選の投開票日ですので、それにちなんで選挙実況風に表現すると…
「2016の34点と同じように2017の33点は落選の涙を飲むのか?」
「2016の34点と違って2017の33点に当確のバラのリボンがつくのか?」
データを駆使して分析してみます。
運命の審判
①TACの平均点
TACの平均点と合格点は密接にリンクしています。
TACの平均点が上がれば合格点も上がるし、平均点が下がれば合格点も下がります。
ちなみにTACの平均点マイナス1〜2点・±0点(3点予想)で9年連続決まっています。
◆2016の34点
平均点(1714人)36.0点
36.0ー34=2.0点のビハインド
◆2017の33点
平均点(2138人)35.2点
35.2ー33=2.2点のビハインド
<運命の審判>
『ビハインド幅が小さい方が勝利』
∴2016の34点の当選
※2017の平均点は今後変動します。
②LECの平均点
LECの平均点と合格点は密接にリンクしています。
ちなみにLECの平均点±1点(3点予想)で11年連続決まっています。
◆2016の34点
平均点(2758人)35.0点
35.0ー34=1.0点のビハインド
◆2017の33点
平均点第一弾(3246人)34.0点
34.0ー33=1.0点のビハインド
<運命の審判>
『ビハインド幅が小さい方が勝利』
∴引き分け
③資格スクール大栄の予想
資格スクール大栄は直近3年連続で一点予想で合格点を当てています。
その信頼感は数ある予想陣の群を抜いています。
◆2016の34点
資格スクール大栄の予想 35点
◆2017の33点
資格スクール大栄の予想 33点
<運命の審判>
『資格スクール大栄の予想に近い方が勝利』
∴2017の33点が当選
④日本マンパワーの予想
日本マンパワーは直近8年連続で三点予想で合格点を当てています。
8年連続は他の追随を許さない業界第1位の実績です。
◆2016の34点
日本マンパワーの予想 34・35・36
◆2017の33点
日本マンパワーの予想 32・33・34
<運命の審判>
『日本マンパワーの予想に近い方が勝ち』
∴2017の33点の当選(3年連続中央値が合格点)
⑤資格の大原の予想
資格の大原は直近4年連続で二点予想で合格点を当てています。
近年は最初三点予想で発表し、そこにデータを加味し精度を高めながら二点予想に変更し的中させるスタイルが板についてきました。
◆2016の34点
資格の大原の予想 35・36
◆2017の33点
資格の大原の予想 33・34
<運命の審判>
『資格の大原の予想に近い方が勝利』
∴2017の33点の当選
⑥予想しているスクール(講師)の数
予想しているスクール(講師)の数が多い点数が合格点になる確率が高いです。
それがもしかすると膨大なデータの集計結果を如実に表しているのかもしれません。
◆2016の34点
26社
◆2017の33点
24社
<運命の審判>
『予想している社(人)数が多い方が勝利』
∴2016の34点が当選
⑦一点予想しているスクール(講師)の数
一点予想しているスクール(講師)の数が多い点数が合格点になる確率が高いです。
一点予想は確固たる根拠と並外れた度胸がなければできるものではありません。
◆2016の34点
6社
◆2017の33点
3社
<運命の審判>
『一点予想している社(人)数が多い方が勝利』
∴2016の34点が当選
⑧ユーキャンの平均点(未発表)
ユーキャンの平均点と合格点は密接にリンクしています。
過去9年でユーキャンの平均点プラス3点で7回、プラス4点で2回決まっています。
この相関関係は毎年業界全体から非常に注目されています。
◆2016の34点
平均点(3928人)31.41点
31.41ー34=▲2.59点リード
◆2017の33点
平均点(3716人)30.61点
30.61ー33=▲2.39点リード
<運命の審判>
『リード幅が大き方が勝利』
∴2016の34点が当選
⑨ユーキャンの得点分布(未発表)
ユーキャンの得点分布で47.0%以下の最も低い点数が合格点になるデータがあります。
得点分布で上位に位置している点数の方が合格可能性が高いのは自明の理です。
※過去6年のデータ
2016 合格点35点 得点分布40.9%(34点が47.3%で惜しくも落選)
2015 合格点31点 得点分布40.8%(30点が46.9%だったので不適用)
2014 合格点32点 得点分布45.1%
2013 合格点33点 得点分布47.0%
2012 合格点33点 得点分布43.0%
2011 合格点36点 得点分布43.5%
◆2016の34点
得点分布34点以上 上位47.3%
◆2017の33点
得点分布33点以上 上位49.0%
<運命の審判>
『数値が小さい方が勝利』
∴2016の34点が当選
運命の審判
2016の34点 vs 2017の33点
- 2016の34点 5勝3敗1分
- 2017の33点 3勝5敗1分
今のところ2017の33点と2016の34点がまさにしのぎを削っています。(被ってる?)
ユーキャンデータや今後のデータの推移次第でその戦況は一変する可能性が十分あります。
(追記)ユーキャンデータ公開されました。⇨2016年の34点の方がやや優勢です。
今後2017の33点が2016の34点より明らかに優位に立つためには
- TACの平均点(最終)が35.0点未満まで下がる
- LECの平均点(最終)が34.0点未満まで下がる
- 33点を予想するスクール(講師)が3社(人)超増える
- 33点を一点予想するスクール(講師)が4社(人)超増える
- ユーキャンの平均点が30.41点未満
- ユーキャンの33点の得点分布が上位47.3%未満(できれば47%以下)
が望まれます。
各項目の見通しとしては、
- TACの平均点は下がる可能性は十分あります。
- LECは第一弾から第二弾で近年0.6ポイント程度下がる傾向にあります。
- まだ予想を発表していないスクール(講師)が3社以上あります。
- 33点一点予想が5社増えるのはちょっと厳しそうです。
- とにかく「最強データ」ユーキャンの発表が待たれるところです。
いかがだったでしょうか?
現時点では今年の33点組にとってはあまり面白くない結果になっていますが、今後変動する項目次第で2017の33点が2016の34点より優位に立つ可能性は大いにあります。
そうなればもう「今年の33点が去年の34点と被る!?」とは言わせません。
自信を持って「2017の合格ラインは33点で確定!」と言えるように、今後のデータの推移を見守りましょう。
そのためにはまず2016の34点をデータ的に上回ることが先決ですね。
以上、第48回衆院選投開票当日にお送りした、【2016の34点が2017の33点に被る?】当選?落選?宅建試験合格ライン当落線上点数に運命の審判!でした。
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【参考】2017年度宅建士試験に関する記事
◎33点vs34点
◎ 宅建試験の情報収集
◎34点が本命?
◎33点34点35点を篩にかける
◎資格学校・講師陣の予想的中実績
◎TAC・LEC・ユーキャンの平均点
◎マークシートが楽しくなるシャープペンシル