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【復活!巨人・上原浩治に大歓声】一流の共通点というセミナーで聞いた上原の話が超すごい‼︎

不変

 

先日「一流の共通点とは?」というとっても気になるタイトルのセミナー(というかパネルディスカッション)に行ってきました。(マイナビ主催)

 

そのディスカッションの主役は、私も大好きな、

(セミナー当時)メジャーリーガーの上原浩治さん(ボストンレッドソックス所属)

上原浩治 - Wikipedia

をマネジメントしている会社の社長さんで、自らも元高校球児(甲子園で準優勝)だったという異色の経歴を持つ、

 

株式会社スポーツバックス

代表取締役 澤井 芳信(さわいよしのぶ)

さんでした。

★HP★

↓↓↓

株式会社スポーツバックス

 

この澤井さんを3名ほどのコンサルタントと事務局が囲んで「一流の共通点とは?」というテーマで60分ほどディスカッションをするといった企画でした。これがなかなか面白く、あっという間の60分でした。

 

最初は一流のメジャーリーガーと私のような平凡なサラリーマンでは何もかも全然違うし、参考になるような話はイマイチ聞けないだろうなあと半ば諦めていましたが、なかなかどうして、メモを取る手が止まらないほど面白い内容でした。

 

 

 

その私のメモに基づいて、澤井さんが仰っていたこと(大部分上原浩治さんに関すること)を中心に紹介します。このイベントの内容をどうしてもブログにしてひとりでも多くの方に読んでいただきたかったので、是非澤井さんの言葉の部分だけでも読んでみてください。

(※澤井様、主催者の方、了解もなく記事にしてしまいましたこと何卒お許しくください。素晴らしいイベントでした。今後も上原選手、マイナビさんをより一層応援させていただきます。)

 

この言葉通り実践すれば一流になれるかどうかは保証できませんが、少なくとも何かしらの刺激になることは保証します。

「さすがメジャーリーガーは違うなあ...」というものもあれば、「こんな当たり前のことも当たり前にやってるんだなあ...」というものもあって程よいバランスになっていると思います。

それでは始めます。

目次

 

 

1.とにかく負けず嫌い

【澤井さんのお話】

メジャーの日本人スカウトにどんな選手を探しているかアンケートを取ってみると、多くのスカウトが技術や体力はもちろんのことだけど、メンタルとしてやはり「負けず嫌い」な選手を一番意識して探していると答える。

【私の腹落ち】

自分がこうなりたいとイメージしたレベルと現実がかけ離れている時に、悔しい気持ちが湧いとこないようでは、その高いレベルに少しでも近づこうとするモチベーションなど持てるはずがない。

 

2.自分を客観視できる

【澤井さんのお話】

常に自分を客観的に見れている。上原の場合は高校時代はレギュラーではなかったので、レギュラーになるためには、自分を高めるには、どうしたらいいのかを常にベンチやスタンドから見ながら客観的に考えていた。

【私の腹落ち】

客観的に自分を見ることができると、自分の改善点や課題だけでなく、自分の強みや長所をフェアに堂々と見極めることができ、それがまた自信になり成果になる。

【参考】

サッカー選手の中村俊輔さんは、試合前はいつも自分の過去のプレーのDVDを見るそうで、調子のいい時は調子の悪い時のDVDを、調子の悪い時は調子のいい時のDVDを見ているそうです。そうすることで「上がりすぎない・下がりすぎない」精神状態を保っているとのこと。

夢をかなえるサッカーノート

 

3.考えられる準備はすべて徹底的にする

【澤井さんのお話】

上原はもう40歳なので大きなケガをしたり、結果が出せないとほぼ間違いなくメジャーにはいられなくなってしまう。そのために、もし明日ケガをしたとしても、全く結果が出なくなったとしても後悔しないように、「やることはやった、仕方ない」とあきらめがつくようなトレーニング(練習)などの準備を究極までやっている。

 【私の腹落ち】

泥臭い準備が生み出す本番での好結果、そしてそれが生み出す自信、それをひとつひとつ積み上げていけばさらに自信が深まるという好いサイクルの中にはもう少しやっておけばよかったといった後悔が入り込む余地などどこにもない。

 

 

4.とことん苦しい挫折を経験している

【澤井さんのお話】

上原はプロ入りする前少し浪人しているので、しばらく野球を止めていた時期がある。そんな挫折している時に「自分は一体何を一番やりたいのか?」ということを何度も何度も自問自答し、「やっぱり野球が好きだ、野球をやり続けたい」と確信し、また力強く前進をはじめた。

【私の腹落ち】

自分の一番苦しい時に自分を極限まで見つめ直し、土壇場の苦しみを味わった人間だけが過酷な競争に打ち勝っていける。

【参考】

上原浩治さんの言葉

「でも僕は結局、野球が好きなんですね。だから大変な練習も辛い治療も、やり続けることができた。好きになれば努力もしますし、技術も間違いなく伸びます。嫌々仕事をしていても、いいことはありません」

  

5.常に自分はまだまだだと思うことができる

【澤井さんのお話】

レジェンドメジャーリーガー、野茂英雄さんは日本で20勝以上して、日本を代表するピッチャーだと賞賛を浴びている時期においても、テレビでメジャーの試合を見ては「このメジャーリーガーから見たら俺なんか屁みたいなもんなんだよな」と言っていた。

ドジャー・ブルーの風 (集英社文庫)

【私の腹落ち】

現状に満足することなく、飽くなき向上心を持って、自分を冷静に評価し、限界を決めることなく常に高い目標に立ち向かっていく姿勢が自分を成長させる。

【参考】

上原浩治さんの言葉

「引退する瞬間まで伸びしろが残っている」

「一般の企業で働いている人たちだって、仕事を続けている限り、絶対に伸びしろがあると思いますよ。だから退職するときが、てっぺんであるべきなんです。」

「努力を続ける限り成長は止まらない。たとえ失敗しても明日はやってくる。」

 

6.自分の想いや願望を言葉にする

【澤井さんのお話】

目標を達成することができるアスリートは自分の意見をどんどん発するし、どんどん質問もしてくる。言葉を発することは間違いなく「人間力」を高める。私(澤井さん)は「人間力」=「目標を達成する能力」だと思っている。

【私の腹落ち】

言葉を発することで自分の頭の中を整理し、発言を人に認められたいがために自己研鑽をし、同時にコミュニケーション能力も身について、志のレベルも上がってくる。

 

7.目の前の目標からひとつづづ着実にクリアする

【澤井さんのお話】

5年後、10年後の目標を決めてミッションステートメントとして掲げれば絶対にそこに達することができるというやり方が今とても注目されているが、上原の場合は今日・明日の目標、いや目の前の目標をひとつづつ確実に達成するやり方でやってきて今がある。目標へのドライブは自分にあったやり方でまったく問題ないと思う。

【私の腹落ち】

明確に持つことが難しい将来像をできるだけイメージしつつ、現状を把握し、改善し、目の前の目標をひとつひとつ達成し、こつこつと実績を積み上げていけばいつの日か大きな目標に到達する。

【参考】

中村俊輔さんの言葉

「大きな目標を設定することで、乗り越えるべき小さな課題が見えてくる。ひとつづつハードルをクリアしていこう。」

 

8.自分で考える(工夫する)

【澤井さんのお話】

日本のコーチは教えたがりのマスターベーションなんですよね。ホント教えすぎなんです。だから選手はひとりではどうしていいかわからないし、指示がないと動けない。メジャーのコーチは選手の主体性を大事にして普段は何も言わず黙ってるんです。それで最後の最後に「こうやってみたらどう?」ってぼそっと言うんです。

【私の腹落ち】

人に正解を与えられてばかりいると、あらかじめ決まった限度の成果しか出せない。自分で考えて、工夫して、最終決断を繰り返しながら成長していくことが大事である。

【参考】

メジャーリーグのコーチの一番大事な役割は、バッティングゲージでバッターの打ったボールをバケツで拾ってまたピッチャーマウンドまで運ぶことなんだとか...

 

《おまけ》学生と社会人の違い

これは澤井さんの言葉ではなく、コンサルの方が言っていた内容です。

就活生と入社5年目くらいまでの社員(社会人)との決定的な違いは次の4つだそうです。

「なるほど!」って思ったのでおまけで付けておきます。

 

◆学生と社会人の違い4つ

  1. 達成意欲
  2. イニシアチブ
  3. 分析思考
  4. 対人理解

 【ポイント】

  1. 社会人は結果が求められるが、学生は過程で評価してもらえる
  2. 社会人は先を見て積極的に自ら動くが、学生は受動的にしか動けない
  3. 社会人は情報を噛み砕き意味あるもの変換するが、学生は目の前の見えている情報しか見えていない
  4. 社会人は相手のムードやトーンから意図するものを汲み取ろうとするが、学生は相手の話を額面的通りにしか聞かない(あまり人の話を聞いていない)

 

 

いかがだったでしょうか?

以上が「一流の共通点とは」というセミナーで私がストンと腹落ちした8つの話+おまけで「学生と社会人の違い」でした。

 

★学生と社会人の違い

↓↓↓

hikarujinzai.hatenablog.com

 

 

やっぱり一流になるのは大変ですね。すべての項目がとてもストイックです。

あの柔道で確かオリンピック三大会連続金メダルをとった野村忠宏さんも言っていたそうです。

戦う理由

柔道は99対1で苦しいことのほうが楽しいことより圧倒的に多いそうです。

でも金メダルの表彰台で君が代が流れ、日の丸が上がる時の血液が逆流するようなありえないほどの喜びを味わいたいためだけに苦しい練習も頑張れるそうです。

本当にかっこいいですね。

 

アスリートとビジネスマンはすべて同じようにはいかないでしょうが、何かしら刺激になったのではないでしょうか?

 

「一流は自分だけでなく周りを幸せにできる」と言っている人がいました。

私も一流になって周りを幸せにしたいものです。

 

ついでに事務局の方も興味深いお話しをしていましたのでそれも紹介しておきます。

落語家の桂文枝さんがお話になられていたそうですが、

「テレビ局で若いスタッフに初対面で会った瞬間にその子が一流になる(モノになる)かどうかわかってしまう。またその直感が過去あまり外れた記憶がない。ひと目でわかる資質は、人に対して感謝の気持ちを持てる人間かどうかということだ。論理的思考や営業力は訓練すれば身に付く。でもこの謙虚になって感謝の気持ちを持てるかどうかは育ってきた生活環境である程度決まってしまう。悲しいかなこれで決まってしまうような気がする。」

とのことです。

一流の方の言葉は本当に重いですね。

六代桂文枝ヂカラ 「桂三枝」のその先へ (特選 落語DVD付き)

感謝は心を平穏にしてくれます。そうすれば正しい判断ができます。正しい行動ができます。

感謝は人間関係を良くしてくれます。そうすれば人に好かれます。人が協力してくれます。

私は人に感謝できる人間になれているでしょうか...

 

 

 

最後にパネラーのみなさんが、「一流になるためのヒント」をお話になられましたので、それを紹介して今日のセミナー報告は終わりにします。

最後までお読みいただきまして本当にありがとうございました。

  • 人それぞれ向き不向きもあるし、環境も違うので、その人に合ったやり方を見つけて欲しい(部下には見つけてあげて欲しい)
  • プロフェッショナルは今は自分の仕事が大好きだけど、最初は大嫌いな人が多い。今やっていることがもし仮に嫌いでも全然心配することない。
  • 自分で考えて、発言して、工夫する(上司は部下がそれをするためにはどうすればいいか考える)
  • PDCAを回すのがびっくりするほどメチャクチャ早い、常に振り返っている

 

※すべて私の書きなぐったメモから書き起こしたものですので、多少パネラーのみなさんの実際の発言と相違しているであろうことをお許し下さい。

※一部マイナビの印刷物から引用させていただきました。

 

覚悟の決め方 (PHP新書)

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★仕事ができる・仕事ができない とは?

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