★2018年の一次試験受けました!
本日公式の解答がリリースされましたので先ほど自己採点してみました...
経済学・経済政策 80点
財務・会計 60点
企業経営理論 58点
運営管理 84点
経営法務 60点
経営情報システム 60点
中小企業経営・中小企業政策 68点
合計 470点(合格ライン420点)
なんとか合格できました。
これから二次試験向けて頑張ります。
短期間で一発合格した一次試験合格体験記(合格法)みたいなものも近々書いてみたいと思ってます!
もうすぐ中小企業診断士の第1次試験ですね...
◎平成30年度中小企業診断士第1次試験
■試験日
平成30年8月4日(土)、5日(日)
■合格発表日
平成30年9月4日(火)
毎年この時期になると、自称「資格マニア(コレクター)」の私は、この中小企業診断士の資格を取るかどうかで悩みます。
この資格がどうしても気になってしまうのです。
話は急に変わりますが、最近久々に資格試験を2つほど受けました。
◎個人情報保護士
◎2級キャリアコンサルティング技能検定
結果はそこそこ(自己採点では個人情報は〇、キャリコンは学科は〇、実技・面接は未受検)なのですが、久々に資格勉強をしたことで、また資格マニア(コレクター)の血が騒いでしまいました。
そこで毎年この時期に取得するかどうかで迷う中小企業診断士に、いよいよ挑戦することを決意しました。
◎私の以前の中小企業診断士に対する思い
※中小企業診断士(未受検)
行政書士とのダブルライセンスとしてロックオンした資格は以前も書いたが最初は社労士ではなく中小企業診断士だった。コンサルという仕事に火を点けてくれた、あのオーラの溢れ出る先生(あるセミナーで出会ったかっこいいコンサル)の影響もあってこの資格になんとなく憧れていたし、税理士のところでも書いたが、業績をアップさせることをクライアントにコンサルすることに究極のやりがいを感じているし、中小企業診断士の試験科目の最大のハードルと言われる「財務・会計」に全くと言っていいほど不安が無かったからである。それはもちろん日商簿記1級のお陰であることは言うまでもない。
※この記事の中で、「独立開業もできず、サラリーマンを続けながら中小企業診断士の資格に挑戦することになったらどうか笑ってください」と自嘲気味に書いていますが、恥ずかしながら案の定そうなってしまいました。人間は考えていることを文字にして書き残すと、無意識にその方向に進んでいってしまうものなのですね。
まあ前置きはこれくらいにして、そろそろ中小企業診断士挑戦を決意した7つの理由と、中小企業診断士の1次試験攻略の役に立ちそうな3つの関連資格取得計画をご紹介します。
【1】中小企業診断士とは
■特徴
- 日本の企業の大半を占めているのは中小企業でそれがクライアント
- 中小企業の経営者の良きパートナーとして経営に関するアドバイスを行うのが中小企業診断士の役割
- 中小企業支援法に基づき経営の診断及び助言を行うことが主な業務
- 経営・業務コンサルタントとしては唯一の国家資格
- 「ヒト・モノ・カネ・情報」、法律、経済、会計、ITなど幅広い知識が問われる
- コンサルタントとして独立開業することも、企業内診断士としても活躍することも可能な人気資格
- 企業からのニーズも高く転職や昇進・昇格の大きな武器になる
- 試験科目のうち1つか2つは自分の職務と重なっている可能性が高いので親しみやすい
■中小企業診断士試験
中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です
■受験資格
第1次試験は特に制限なし
■試験科目
◎第1次試験:マークシート方式による多肢選択方式
(1日目)
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理(オペレーション・マネジメント)
(2日目)
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
◎第2次試験
(筆記試験)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例
- 組織・人事
- マーケティング・流通
- 生産・技術
- 財務・会計
(口述試験)
中小企業の診断及び助言に関する能力について、筆記試験の事例等をもとに、個人ごとに面接の方法で行う
■申込期間
◎第1次試験
5~6月
◎第2次試験
8~9月
■試験日
◎第1次試験
8月
◎第2次試験
筆記試験:10月
口述試験:12月
■受験料
◎第1次試験
13,000円
◎第2次試験
17,200円
■合格発表
◎第1次試験
9月
◎第2次試験
筆記試験:12月
口述試験:1月
■合格率(平成27年度実績)
◎第1次試験
26.0%
◎第2次試験
19.1%
■勉強時間の目安
1,000時間位と言われています。
現時点では独学か、通信(Web)講座かで迷っていますが、12月くらいから勉強をスタートする予定です。
おすすめの通信講座ご存知の方は是非教えてください。
ちなみにTACのこのテキストが評判が良いみたいです。
中小企業診断士 スピードテキスト (1) 企業経営理論 2016年度
- 作者: TAC中小企業診断士講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【2】中小企業診断士挑戦を決意した理由
(1)今まで取得してきた資格と試験範囲が被っている
中小企業診断士の1次試験の試験範囲が、私がいままで取得してきた資格と結構被っているのです。例えば過去問をサラッと見てみると、
「財務・会計」は日商簿記やFP技能士、
「企業経営理論」は社労士、
「経営法務」は行政書士やビジネス実務法務検定、
「経営情報システム」はITパスポート、
となんとなく被っているような気がします。7科目のうち4科目が知識のベースが有るというだけで、なんか得したような気分になってうれしくなってしまいます。次のチャプターでも触れますが、さらにいくつかの関連資格を近々取得して、中小企業診断士試験勉強の基礎知識にしたいと企んでいます。もちろん取得した資格は個々で評価してもちゃんと役に立つものですので、一挙両得といった感じです。
★中小企業診断士過去問
(2)資格試験勉強でもしていないと暇な時間にやることがない
最近仕事以外の時間をどう使えばいいのかわからなくなっています。外で飲むこともほとんどなくなりましたし、趣味のゴルフもあまり気合が入っていないので練習もまったくやらなくなりました。健康のためにジョギングでもやればいいのですが、それもなかなか...そうなるとお酒を飲んでいるか、テレビを見ているか、子供と遊んでいるかになってしまうのですが、それはそれで「なんだかなあ~」って感じです。そうなると暇な時間は資格試験勉強でもやっているのが、もしかすると一番有意義で、精神的にも充実した時間の潰し方なのではないかと感じているのです。
(3)資格試験の合格か不合格かのスリルを味わいたい
下のこの記事でも強調して書きましたが、資格試験は本試験日から予備校の解答速報公表~自己採点まで壮絶なスリルがあります。また宅建士のような相対評価の試験や、社労士の救済措置・行政書士の記述式の採点のように、蓋を開けるまで合否が確定しない試験の場合は、合格発表までの喧々諤々が凄いことになっています。このスリルを味わえるなら、10,000円前後の受験料など安いものです。特に合格した時の喜びを一度味わってしまうともうこれは忘れることができません。この興奮は、試験の難易度が高ければ高いほど強いものになり、アドレナリンが出まくります。そんな快感(言うなれば資格受験者ズハイ?)をまた中小企業診断士試験で味わいたくなってしまったのです。
(4)知っていると重宝するような専門的な知識を得たい
私は今企業の総務部で働いていますが、保有「資格」に本当に助けられています。下のこの記事でも書きましたが、簿記や宅建士や社労士などの知識は日々の業務においてリアルに重宝するので、これらの資格を取っておいて改めて良かったと感じています。中小企業診断士も企業内で大いに活躍しているケースが目立つ資格のひとつです。知っていると一目置かれる中小企業内の有用な知識が、広く体系的に学べるこの資格は、社内で頼りにされる人材になるための一助となってくれるに違いないと感じています。
(5)やっぱり脱サラして独立・開業したい
なんだかんだ下のこの記事でも起業できない弱気な自分について書いてますが、やはり脱サラして独立開業したいという夢はまだまだ捨てきれません。そのためにも中小企業診断士の資格は、社労士・行政書士・FP等と共に持っていて損はない資格だと感じています。一日も早く「ヒト・モノ・カネ・情報」に関するワンストップ総合事務所を、中小企業診断士合格後にでもOPENさせたいものです。
(6)資格マニア(コレクター)としての血が騒ぐ
私は下のこの記事にも書きましたが、今現在15個の資格を取得しています。自慢できるような難関資格ではないですが、そのほぼすべてに対して取得して良かったと心から思っています。すべての資格が多かれ少なかれ有機的に繋がっているので、総務部で働く上においても、独立・開業するにしても、何らかの相乗効果があると信じています。確かに15個(個人情報保護士で16個目、キャリコン2級で17個目)も資格を持っていても、ただ保有しているだけで終わってしまいそうなものも中には有ります。でも「資格取得」という行為がもはや私の人生の一部になってしまっているのです。男性は性格的に「コレクター」が多いと言われていますが、私の場合は「資格コレクター」と言ってもいいのかもしれません。(もっと多くの資格をお持ちの方もいるでしょうが...)合格証書を自室の壁一面に貼って、眺めるのがささやかな幸せです。
(7)娘たちにリスペクトされたい
日頃私は娘たちにバカなことばかり言って笑わせたり、お酒を飲んでは毎晩酔っぱらっているので、おそらく娘たちにバカにされていると思います。でも資格試験勉強中は彼女たちもなんとなくムードがわかるのか、「絶対に次の試験、落ちたらだめだよ」と言ってプレッシャーをかけてきたり、折り紙で手作りのお守りを作ってくれたり、いつものように「遊んで~」とか言って勉強の邪魔をしたりはしません。合格発表日(解答速報で自己採点した日)に合格していると、妻はいつもクール(心の中ではきっと喜んでくれているはずですが...)なのですが、娘たちはとても喜んでくれます。そんな娘たちに「お父さんすごいね!」と言われることが私の資格勉強の励みになっていることは言うまでもありません。
【3】1次試験攻略の役に立ちそうな関連資格取得計画
【2】の(1)でも少し触れましたが、時期的に中小企業診断士の勉強を始めるのはまだ早いので、その前に3つほど中小企業診断士試験の役に立ちそうな関連資格を受験する予定です。
(1)基本情報技術者
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:基本情報技術者試験
■役に立ちそうな中小企業診断士の試験科目
経営情報システム
■受験資格
制限なし
■申込期間
1月~2月、7月~8月
■試験日
4月、10月
■受験料
5,700円
■合格発表
5月、11月
■購入予定のテキスト
(2)知的財産管理技能検定2級
■役に立ちそうな中小企業診断士の試験科目
経営法務
■受験資格
2級:実務経験等
■申込期間
2月~6月、6月~9月、10月~2月
■試験日
7月、11月、3月
■受験料
(2級)学科:7,500円、実技:7500円
■合格発表
8月、12月、4月
■購入予定のテキスト
(3)販売士2級(リテールマーケティング)
■役に立ちそうな中小企業診断士の試験科目
運営管理
■受験資格
制限なし
■申込期間
6月、1月
■試験日
7月、2月
■受験料
(2級)5,660円
■合格発表
8月、3月
■購入予定のテキスト
以上が【働きながら中小企業診断士!】挑戦を決意した7つの理由&難易度の高い試験の対策として3つの関連資格取得についてでした。
【3】の関連資格については今後、勉強法や本試験の様子、解答速報から合否の報告まで順次UPさせていただく予定です。
もし同じような境遇の(中小企業診断士を目指している)方がいましたら少しでも参考にしていただければ幸いです。
◎中小企業診断士試験についてはこちら!
さあ、お互いがんばりましょう!
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