痔主の皆さんはじめまして!
私も昨年の暮れ生まれて初めて痔ろうになりました。
もうこれは言葉には言い尽くせない地獄のような苦しみでした。
でもこの痔ろうになったおかげで20年以上1年365日飲み続けたお酒を絶つことができました。
もっとも禁酒に成功したというより、痛くてお酒なんか飲む気になれませんでした。
※禁酒についてはこの記事をご覧ください。m(__)m
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この歳まで私は暴飲暴食、やりたい放題やってきました。
不摂生が服を着て歩いているような人間でした。
健康診断の数値もボロボロで、おそらく体も限界に来ていました。
そんなとき神の力がその危険な状態にストップをかけてくれたのではないかと感謝しています。
そこで今日は、この痔ろうになったときのことを赤裸々に時系列に沿ってご紹介します。
レアでしょうが、まさに今お尻に違和感をお持ちの方の参考に少しでもなれば幸いです。
目次
痔ろうとは
※下記サイトを参考にさせていただきました。
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「痔ろう」は、直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のことです。
肛門周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」が進み、慢性化すると痔ろうになります。
痔ろうの主な原因は、下痢等によって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。
歯状線には、「肛門陰窩(こうもんいんか)」と呼ばれる上向きのポケットがあり、粘液を出す「肛門腺」と呼ばれる腺があります。小さなくぼみなので、通常はここに便が入り込むことはありませんが、下痢をしていると、便が入りやすくなり、肛門腺に大腸菌等の細菌が入り込むことがあります。
この肛門腺に大腸菌が入った際に、付近に傷があったり、体の抵抗力が弱っていたりしていると、感染を起こして化膿し、肛門周囲膿瘍になるのです。
さらに肛門周囲膿瘍が進行し、肛門の内外をつなぐトンネルができると、痔ろうとなります。
痔ろうの主な症状
まず、肛門の周囲が化膿して膿がたまり、はれてズキズキと痛み、時には38~39℃の発熱を伴います(肛門周囲膿瘍)。
肛門周囲膿瘍が進みたまった膿が出ると症状は楽になりますが、膿のトンネルができているので(痔ろう)、常に膿が出たりします。
こうした痔ろうや、その前段階の肛門周囲膿瘍は、市販薬では治すことができません。これらの症状が疑われたら、なるべく早く専門医を受診してください。
痔ろうの主な症状
- 肛門の周囲がはれてズキズキとした痛みがある
- 発熱(38~39℃)がある
- おしりが熱をもっている
- おしりから、膿が出ている
正に私の症状とビンゴです。
私の痔ろう日記
◎12月25日
年末とあって酒席も増え酒量が増える。
毎晩の晩酌もコンスタントに焼酎5~6杯。
仕事でもいろいろあって疲れも溜まり、ストレス満載の状態。
そんなとき肛門の内部になんとなく違和感を感じる。
痛みとも言えないようなちょっとした引っ掛かりのようなものを感じる。
なんか嫌な予感がする。
★つぶやき
「これもしかして痔じゃね?」
◎12月26日
明らかに肛門の周辺にしこりのようなものの存在を感じ、違和感が少しづつ痛みに変わってくる。
場所が場所だけに病院に行くのもちょっと抵抗あり。
どうして良いかわからず、とりあえず市販の坐薬をドラッグストアで購入して入れてみる。
さすがにどんどん心配になってくる。
★つぶやき
「明日の朝には治まってるよな?」
◎12月27~28日
引き続き市販の坐薬を入れて様子を見る。
悲しいかな痛みはどんどん強まるばかり。
患部に熱を持ち始める。
明らかに腫れてきている。
追い詰められるような心境。
もう逃げ場もない感じ。
明日病院に行くことを決意。
★つぶやき
「これはヤバイやつかも?」
◎12月29日
恥ずかしいなどと言ってられなくなり、自宅近くの胃腸科に取りあえず行く。
もう歩くのもしんどいくらいの激しい痛み。
診察で医師に肛門に指を入れられたが、涙が出るほどの激痛。
う〜という声が漏れ、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになる。
医師に「この段階ではなんとも言えないので様子を見ましょう。年末年始、痛みで我慢できなくなったら救急で病院へ行ってください。」とあっさり言われる。
この段階で進行を止めるような処置が何かできなかったのか今でも疑問に思う。
この後は地獄へのロードを確実に歩み続ける。
この日からほぼベットの上で一日を過ごす生活が始まる。
今まで一年365日お酒を飲んでいたが、この日からいよいよ禁酒スタート。
食事もほとんどロクに取れない状態。
★つぶやき
「先生、何かもっとやってくれないんですか?」
◎12月30日
激痛でどうにもこうにも我慢できない。
たまたま風邪が治りかけで、咳をするたびに肛門に激痛が走る。
喉がイガイガしてくると堰が出る恐怖心で震えるほど。
「とにかく診るだけしかできません」という救急対応の病院を見つけ朝一で駆け込む。
死ぬ程痛いのでなんとかして欲しいと懇願する。
研修医のような当番の若い女医さんが診てくれて、点滴で痛み止めを注入してくれる。
現時点ではこれしかできないと言われる。
とにかく生まれて初めて経験するような激痛で、痛みから逃れられるのであれば冗談抜きで麻酔で眠らせて欲しいくらいだった。
点滴後ほんの少〜しだけ痛みが和らぐ。
正式な診断は年明けに外科で診てもらうよう言われ、外科の予約を入れてくれる。
血液検査の結果、色々な数値が基準値を超えているので、絶対に一度内科にかかるように勧められる。
★つぶやき
「もう一思いに楽にしてくれ...」
◎12月31日
ほぼ一日中ベッドで横になって過ごす。
寝返りもうてないほどの激痛。
痛みに我慢できる体勢がワンパターンしかなく、その姿勢で固まる。
とにかく少しでも動くと激痛で涙が出る。
夜もほとんど眠れない。
鎮痛剤を貪るように飲む。
人生最悪の年越しとなる。
★つぶやき
「今は良いお年を!なんて気分じゃない」
◎1月1~3日
やっと少しづつ出血が始まる(膿が出始める)。
出血に並行して徐々にではあるが痛みは和らいでいく。
本当にゆっくり、ゆっくりと痛みが治まり始める。
今度は傷口がズキズキと痛みはじめる。
楽しみにしていた正月の新年会や旅行の予定はすべてキャンセル。
子供は顔では笑ってくれていたが、絶対に悲しかったに違いない。
「お父さんお正月お尻痛かったよね」と今でもからかわれる。
★つぶやき
「娘達よ、口では許してくれたけど本当は旅行に行きたかっただろ?」
◎1月4日
12月30日に予約を入れた外科にかかる。
この時点でも出血(膿が出る)は続いていて、痛みもほんの少しづつだが鎮まっていっている。
傷口もヒリヒリと痛む。
痔の専門医ではなかったが、この日正式に「痔」と診断される。
クリーム色の軟膏と痛み止めを処方された。
その軟膏は粘土のような独特の匂いがする。
1日3回患部に塗るように言われる。
その外科の医師が紹介状を書いてくれて、1ヶ月以内に肛門科に行くように勧められる。
飲む気にもならないが、お酒は絶対に飲まないようにきつく忠告される。
重力がかからないのか、ほんのひとときでも痛みから逃れられるお風呂が最大の安らぎで、温いお風呂に一日3〜4回浸かる。
★自問自答
「あの痛みがぶり返すと思うとお酒なんか怖くて飲める訳ないよ」
◎1月5日
出血(膿が出るの)がほぼほぼ終わる。
それに並行して痛みもどんどん和らいでいく。
かなり楽になり、人間らしい生活が出来始める。
食事も普通にとれ始める。
引き続きとにかくお風呂に暇さえあれば入っていた。
翌日から仕事が始まるが、この調子ならなんとかなりそうな気がしてくる。
痔ろうになったタイミングが、年末年始の仕事が休みのときで良かったと胸をなで下ろす。
とは言っても貴重なお休みが台無しになってしまい落ち込む。
★つぶやき
「年に一度の年末年始に一体何やってたんだろう?」
◎1月6日以降
1月6日が仕事始め。
なんとか通勤できる程度に痛みは治まっていた。
会社を休まなくて済んで良かった。
日に日に痛みは和らいでいき、1週間くらいでほとんど何も感じなくなる。
傷口のヒリヒリ感も1週間くらいで消える。
代わりに今度は左足の親指に魚の目のようなものができる。
こいつが中々痛かった。
歩けないほど痛いので皮膚科に行ったら「うつるイボですね」と言われる。
「液体窒素で焼いた」とのことだったが痛みは全く消えず。
週一回通って液体窒素で焼く治療を受けるように言われたが、なんとなく気が進まなかったのでそのまま放置。
1週間くらいで傷まなくなったが、今でも患部の皮膚が固くなっている。
★つぶやき
「これ糖尿病と関係あるのかなあ?」
◎2月13日
肛門科の予約がやっと取れ、診察の結果正式に「痔ろう」と診断される。
この時点でも肛門の周りに小さなしこりが残り、強く押すと少し痛い。
衝撃映像(末尾に掲載)を撮影されプレゼントされる。
この日根本的に治すには手術が必要だと言われる。
その際入院を1週間くらいしなければならないとのこと。
喉元過ぎれば熱さを忘れるで、その瞬間は手術することより会社を1週間休まなければならないことに凹む。
★つぶやき
「ガーン( ̄◇ ̄;) 1週間も仕事休めるかなあ?」
いかがですか?
尋常じゃない苦しみの日々の様子が伝わったでしょうか?
間違いなく生涯で一番辛く苦しい約2週間でした。
この苦しみをもう一度味わなくて済むのであればどんなことでも辛抱できます。
お酒なんか飲む気にならないのもわかっていただけるでしょう。
今は定期的に通院しながらいつ手術するか、そのための入院をいつするかを考えているところです。
痛みはほとんどありませんが、いつまた発症するか戦々恐々の毎日です。
以上が【痔主の皆さんはじめまして!】地獄の苦しみ...痔ろうになったときのことを一部始終公開!でした。