今日はきんざいファイナンシャル・プランニング(FP)1級実技対策について書きます。
この試験は、対策が難しく、参考書の類もあまり存在しませんので、受検するまでとても不安でした。
ただ合格率は80%前後ありますので、ある程度の知識を頭に入れて臨めばまず落ちることがない試験です。
そのある程度の知識をどのように頭に入れたかをご紹介します。
参考までにに私の得点は、
顧客の問題点の把握・・・27/40
問題解決策の検討分析・・・40/60
顧客の側に立った対応・・・42/60
FP倫理と法令順守・・・29/40
計・・・138/200
(120以上で合格)
でした。
私が購入した参考書は2冊で(多分この2冊しか世間に存在しないと思います。)、
・FP技能検定実技対策問題集(きんざい)
・FPマニュアル(きんざい)
です。
正直言うとFPマニュアルは実務では非常に使えそうですが、試験対策上は必要ないと思います。
FP技能検定実技対策問題集(きんざい)だけで合格ラインに達する対策はできると思います。
きんざいファイナンシャル・プランニング(FP)1級実技(面接試験)の最大のツボは、
どのような設問でも共通して聞かれそうな項目のみ抑えることです。
(この項目のことを私は出るとこポイントと勝手に呼んでいました。)
その出るとこポイントを下記の画像のような感じでまとめ、何度も読み返しました。
(念のためですが、画像の内容に誤りがあったとしても優秀な皆さんは笑ってお許しくださいね。)
出るとこポイントのまとめは、FP技能検定実技対策問題集(きんざい)の解答例から抽出してください。
何度も何度も出てくる項目が重要だと言えます。
私はそれを各PART20個位にまとめました。
それらを丸暗記までする必要はなく、なんとなくその各項目の60%位話せれば充分だと思います。
さらに試験当日と試験直前に約20個の項目名のみを丸暗記します。
項目名だけですので集中すればすぐ覚えられるはずです。
実際の試験では面接の前に設問を読んで準備する時間が15分与えられます。
そこで問題を配布された瞬間にその項目名の頭文字をペーパーに一気に書いてしまいます。
その後落ち着いて設問に沿ったポイントのみゆっくりと記憶を掘り起こし、肉付けしてペーパーに記入して準備します。
これで面接官の質問の約60%はおそらく楽勝で対応できます。
残りの40%は無理せず、確実なことだけを答え、あとは「持ち帰ります」で逃げてください。
では次回から私が具体的にどのような項目を出るとこポイントと位置付けたか、について書きます。
(人によって違うと思いますので、あくまで私の判断であることをあらかじめご理解ください。)