2016年9月27日 20:30現在
★資格の大原Vサポート
選択式の得点分布
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平成28年社会保険労務士試験 本試験全問分析①: 社労士受験生のための情報発信基地 大原Vサポート!!
労安
5点 52% 4点 30% 3点 12% 2点 4% 1点 1% 0点 1%
労災
5点 50% 4点 32% 3点 14% 2点 2% 1点 1% 0点 1%
雇用
5点 7% 4点 24% 3点 31% 2点 23% 1点 12% 0点 3%
労一
5点 1% 4点 4% 3点 28% 2点 37% 1点 24% 0点 6%
社一
5点 13% 4点 30% 3点 33% 2点 15% 1点 6% 0点 3%
健保
5点 18% 4点 40% 3点18% 2点 9% 1点 7% 0点 8%
厚年
5点 14% 4点 23% 3点 35% 2点 16% 1点 9% 0点 3%
国年
5点 47% 4点 23% 3点 15% 2点 8% 1点 4% 0点 3%
社労士試験を受験したみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
第48回本試験の手応えはいかがですか?
合格確実ラインですか?
不合格確定ですか?
それともボーダーライン上(救済待ち)ですか?
例えば...
・択一式50点以上、全科目4点以上
・選択式全科目3点以上
の方は合格確実でしょう。おめでとうございます。
また、
・択一式40点未満
・択一式で2点の科目有り
・選択式で0点の科目有り
このような方は恐縮ですが、不合格がほぼ確定と言えるかもしれません。
これ以外の方は、広~い意味でボーダーライン上(救済待ち)です。
社労士試験は過去驚くべき救済劇が何度も行われています。
平成27年度も救済措置を巡って壮絶なドラマがありました。
第47回(昨年)の選択式は、結論から先に言うと4科目で「2点」の救済が行われました。
選択式の合格基準については、原則として各科目「3点以上」が合格ラインとなっているのですが、「3点以上」の得点者の割合が低かった科目(難易度が高い科目)については、「2点」の得点でも合格点として救済しています(さらに難易度が高い場合は「1点」の救済が行われることもあります)。
今回の選択式試験では、「高難度」の科目が多く、結果としては「労一」、「社一」、「健保」、「厚年」の4科目で「2点」の救済措置が行われました。
このうち「労一」については、「2点」ではとどまらず、「1点」の救済も予想されましたが、残念ながら「1点」救済はありませんでした。
また、他科目との比較から、高確率で「2点」の救済が予想された「労災」の救済が行われなかったことが史上最低の低合格率(2.6%)につながり、受験者だけでなく社労士試験業界全体に激震が走りました。
この超低合格率により、本当に多くの受験者が悔し涙を流す結果となりました。
★詳しくはこちら
↓↓↓
(参考)過去10年の合格ライン
◎平成27年
- 総合合格ライン:21点
- 救済措置:「労一」「社一」「健保」「厚年」2点
◎平成26年
- 総合合格ライン:26点
- 救済措置:「雇用」「健保」2点
◎平成25年
- 総合合格ライン:21点
- 救済措置:「社一」1点「労災」「雇用」「健保」2点
◎平成24年
- 総合合格ライン:26点
- 救済措置:「厚年」2点
◎平成23年
- 総合合格ライン:23点
- 救済措置:「労基・安衛」「労災」「社一」「厚年」「国年」2点
◎平成22年
- 総合合格ライン:23点
- 救済措置:「国年」1点「健保」「厚年」「社一」2点
◎平成21年
- 総合合格ライン:25点
- 救済措置:「労基・安衛」「労災」「厚年」2点
◎平成20年
- 総合合格ライン:25点
- 救済措置:「健保」1点「厚年」「国年」2点
◎平成19年
- 総合合格ライン:28点
- 救済措置:なし
◎平成18年
- 総合合格ライン:22点
- 救済措置:「労基・安衛」「労災」「社一」「厚年」2点
※さらに詳しくはこちらをお読みください。
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このように、社労士試験の合否のカギを握っているのは間違いなく選択式の補正(救済措置)です。
選択式が1科目でも3点未満の受験生は、どの科目が救済されるのか?2点で合格なのか?1点でもOKなのか非常に気になるところです。
でもこの合格基準が恐ろしいことに合格発表日まで公開されないのがこの試験のミソなのです。
まさに救済待ちの方の合否は「神のみぞ知る」状態なのです。
最近この試験制度にいろいろと問題提起する方もいて、徐々にその基準が明確になりつつあります。
原則としての補正基準は...
◆2点以下割合が全体の50%以上
かつ
◆1点以下割合が全体の10%以上
と公開されていますが、果たして今年はどうなりますでしょうか?
それでは前置きはこれくらいにして、各資格学校のデータリサーチからはじき出された選択式の平均点と得点分布をご紹介いたします。
目次
【1】第48回社労士試験合格ライン予想
◎辰巳法律研究所
【選択式】25点
救済
労一・雇用・健保
【択一式】44点
救済 なし
※国年・厚年・常識・健保の救済の可能性を捨てきれない
◎ユーキャン
【選択式】24~26点
救済
労一
2点以上となる可能性が高い
【択一式】44~46点
救済 なし
◎TAC
【選択式】24~26点
救済
労一 2点補正の可能性あり(五分五分)
ただ受験生の多くが2点に集中した場合補正が見送られる可能性もあり
雇用 労一に比して補正が行われる可能性は低い
【択一式】44~45点
救済
なし(わずかに国年に可能性が)
◎フェニックスアカデミー
【選択式】24~26点
救済
労一 可能性高い
雇用・健保 可能性あるが高くない
【択一式】44~45点
救済 なし
◎クレアール
【選択式】25点
救済 労一・その他2科目くらい
【択一式】45~46点
救済 なし
◎山川予備校
【選択式】26点
救済 雇用・労一・健保 2点
【択一式】45点
救済 なし
◎資格の大原
【選択式】
救済可能性高い 労一
救済可能性あり 雇用・社一・健保・厚年
【択一式】45点
◎LEC
【選択式】24点
2点救済があってもおかしくない 雇用・健保
2点救済の可能性がないとは言い切れない 労一
【択一式】45点
救済 なし
【2】TAC
◆人数 1,810名
◎労安 4.1
◎労災 4.2
◎雇用 2.8
◎労一 2.1
◎社一 3.4
◎健保 3.3
◎厚年 3.2
◎国年 3.9
◎合計 27.0
【3】LEC
◆人数 504人
◎労安 4.0
◎労災 4.3
◎雇用 2.7
◎労一 2.1
◎社一 3.4
◎健保 3.1
◎厚年 3.3
◎国年 3.7
◎合計 26.7
【4】クレアール
◆人数 196名
◎労安 4.2
◎労災 4.1
◎雇用 3.0
◎労一 2.3
◎社一 3.4
◎健保 3.4
◎厚年 3.5
◎国年 4.0
◎合計 27.9
★クレアール得点分布
平均点 5点 4点 3点 2点 1点 0点
労安 4.2 43.3 % 42.7 % 9.6 % 0.6 % 0 % 3.8 %
労災 4.1 46.1 % 32.0 % 16.3 % 2.2 % 0 % 3.4 %
雇用 3.0 9.0 % 28.7 % 30.3 % 19.7 % 10.1 % 2.2 %
労一 2.3 1.1 % 8.4 % 29.2 % 44.9 % 13.5 % 2.9 %
社一 3.4 21.3 % 30.9 % 26.4 % 11.2 % 7.3 % 2.9 %
健保 3.4 14.6 % 44.9 % 19.7 % 7.9 % 7.9 % 5.0 %
厚年 3.5 28.1 % 27.0 % 27.0 % 9.6 % 4.5 % 3.8 %
国年 4.0 52.2 % 22.5 % 10.7 % 7.9 % 2.2 % 4.5 %
【5】辰巳法律研究所
◆人数 127名
◎労安 4.0
◎労災 4.1
◎雇用 2.7
◎労一 2.1
◎社一 3.4
◎健保 3.0
◎厚年 3.3
◎国年 3.9
◎合計 26.6
【6】資格の大原
◆人数(合格ライン予想会)
◎労安 4.3
◎労災 4.3
◎雇用 2.9
◎労一 2.1
◎社一 3.2
◎健保 3.3
◎厚年 4.1
◎国年 4.0
◎合計 28.2
★資格の大原得点分布
【7】ユーキャン
◆人数 1863名
◎労安 3.87
◎労災 3.77
◎雇用 2.62
◎労一 1.98
◎社一 2.67
◎健保 2.46
◎厚年 2.70
◎国年 2.77
◎合計 23.3
以上が【合否のカギを握るのは選択式の補正(救済)】第48回社労士試験・選択式の各資格学校データリサーチからの平均点(得点分布)を徹底収集!でした。
以後新しいものを入手次第更新していく予定です。
また他の資格学校からも選択式の平均点・得点分布公開されましたら順次追加していきます。
合格発表まで悶々とした日々が続くと思いますが、体調等崩さないようにがんばっていきましょう。
小ブログも、気休めとはいえ、みなさんの少しでも精神的な癒しになるような有益な情報を懸命にかき集めますので、今後ともご愛顧ください。
最後になりましたが、みなさんの合格を心よりお祈りしております。
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