今日は社労士試験の各科目を勉強する順番について書きます。
久しぶりにTACのWeb通信の講義スケジュールを見返してみると、
★労基→安衛→労災→雇用→徴収→労働常識→健保→国年→厚年→社保常識
となっています。
本試験の出題順(択一)が
労基→安衛→労災→雇用→(徴収)→労働常識・社保常識→健保→厚年→国年
となっていますので、ほぼこれに合わせているのだと思います。
(国年→厚年の方が理解しやすいのでそこは逆になっていますが。)
私も1週目のWeb受講は★印とおり勉強しましたが、2回転目からは勉強する順番を変えてみました。
その理由は3つあって、
・関連性のある科目を続けてやる
・苦手科目を早めに攻略する
・重要性の低いもの、暗記の比重が重いものは後ろに回す
です。
それで私が2回転目からやった順番は、
国年→厚年→労災→健保→雇用→徴収→安衛→労基→労働常識・社保常識
です。
この勉強する順番は直前期まであらゆるツールを2回転目から回す上で意識しました。
具体的に補足すると、
・国年と厚年は二階建て年金制度になっていて共通している部分多い
・国年と厚年の似ているが微妙に違う点を比較整理できる
・年金は苦手意識があった
・年金と労災(遺族補償給付、障害補償給付等)の似ているが微妙に違う点を比較整理できる
・労災と健保は原因が異なるだけで中身は共通している部分多い
・労災と健保の似ているが微妙に違う点を比較整理できる
・雇用、徴収は暗記の比重が重い
・安衛は(私的には)重要性低い
・労基、常識は他の法律と関連している
・常識は範囲が広く、効果的な対策がなかなか難しい
等々です。
もちろん個人差がありますが、
自分にあった勉強順を1回転目が終わる頃までになんとなく想定しておけば、
2回転目からの勉強が飛躍的に効率UPすると思います。
テキストや問題集の頭から順番通りやることが一番効率的だと思い込まない方が良いと思います。
とにかく社労士試験は試験日当日までに全科目何回転回せるかが勝負です。
社労士試験勉強のことをどこかネットで全科目を皿回しの10枚の皿にたとえ、試験日まで全ての皿が落ちないように同時に回し続けるようだと表現していましたが、上手い比喩だと思いました。
初年度の方はほとんどの方がまだ半分も1回転目が終わっていない時期だと思いますが、
勉強順を固定しないことをこの段階で意識しておけば、
2回転目から比較的知識が定着しやすい勉強ができると思います。
参考にしていただければ幸いです。