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【新社会人向け】給料分働くことが難しい入社3年間に新入社員が具体的にやるべき10個の働き方

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2015年度入社の新入社員の皆さんも昨日で丁度3ヶ月が経過し、今日から4ヶ月目に突入しましたが社会人生活をいかがお過ごしですか?そろそろ会社の雰囲気にも慣れ、仕事も徐々に習得し仕事が面白くなってきたころではないでしょうか。また逆に会社や仕事のことがわかればわかるほど「自分はこの会社を選んで本当に良かったのだろうか?」と自問自答している方もいるのではないでしょうか。

 

よく「石の上にも三年」と言われますが、それは「どんなことでも努力が成果となってあらわれはじめるのは最低三年くらい必要だ」ということを言っているのだと思います。これを社会人に当てはめると入社して3年間は成果があまり見えるかたちであらわれないとも言えます。つまりその間会社は皆さんに投資(育成)する期間であり、皆さんは修行(見習い)をする期間なのです。もっと刺激的に言うと皆さんは入社3年間は会社に給料以上の貢献をすることは常識的に考えて非常に難しいということになります。つまり会社にとって新入社員の入社後3年間は個々で見ると赤字であることがほとんどなのです。

 

誤解の無いように敢えて補足しておくと、給料以下かどうかということは、営業マンが自分の売上(粗利)と自分の給料との大小を比較して赤字だ黒字だと決定するような単純なものではありません。営業マンだけでなくコストを削減するために働いている人もいれば営業マンを補佐する仕事をしている人もいます。また経理をはじめとする間接部門のように売上を集計する人もいれば、働く人の福利厚生等を充実させてくれている人もいます。これらすべての人がその各々の役割で会社に貢献しているのです。その貢献度をお金に換算するのはなかなか難しいのですが、一般的には入社3年間は会社に対して利益をもたらさない(黒字にならない)と言われています。

 

ではその修業期間と言われる最初の3年間をどのように過ごせばいいのでしょうか?そこで今日は私が自分の勤めている会社の新入社員に対して行う予定にしている「新入社員定着研修」の一部をその参考資料としてご紹介したいと考えています。この研修は大事な大事な新入社員の皆さんにしっかりと我が社に腰を据えてもらうことを目的として行っています。「会社に腰を据える」ということは裏返して言うと「会社が必要とする人材になる」ということでもあります。「会社が必要とする人材になる」ためにはどのようなことを意識して入社3年目までを働くべきかを示すのがこの研修の究極の目的なのです。

 

皆さんが正しい意識と方法で懸命に仕事をすれば会社は必ず皆さんのことを必要とします。その参考になるかどうかはわかりませんが、入社3年目までの基本的な働き方を私なりに整理してみました。これがベストだというつもりは毛頭ありませんし、私が新入社員の頃にできていたかというとほとんどできていなかったものばかりですが、皆さんがこの中のひとつでも「明日からやってみようかな」と思えるものがあれば本当にうれしいです。

前置きが長くなりましたがそろそろ本題に入ります。

 

 ※会社が必要とする人材になるための10個の働き方

(3年目くらいまで)

 

1.社風を理解し会社のルールや慣習や大事にする

  • どんな会社にもその会社なりの歴史があり独特の風土がある(社風がある)
  • 社風にはその会社独自の価値観(経営理念)が凝縮される
  • 社風になじむことで会社のルールや慣習を当たり前レベルとして腹落ちさせる
  • 会社のルールや習慣を無視して仕事はできないしできたとしても意味を持たない
  • 会社が歴史上連綿と守ってきたものに協調することは意味深い

【具体的にやるべきこと】

尊敬できる上司が日頃実践している暗黙の了解のようなルールを真似しよう

 

2.上司の話は目を見て素直に聞き必ずメモを取る

  • 新入社員の仕事は上司の指示を受けることからすべて始まる
  • 上司の指示は最後まで聞き上司の話を途中で遮ったりしない
  • 先入観や思い込みを捨て間違った解釈をしないようにする
  • わからないことはその場で質問し不明なままにしない
  • 仕事の途中経過においても方向が間違えてないか上司にまめに確認を取ることが大切

【具体的にやるべきこと】

上司の話は目、耳、手をフルに駆使して聴こう

 

3.納期を意識し仕事は早め早めに仕上げる

  • 仕事は期限までに仕上げないと何の価値も意味もない
  • 仕事とは日々期限を守ることにチャレンジし続けていることと言っても過言ではない
  • 期限に間に合わないと確定した時点で上司に速やかに相談する
  • 段取りを良くし雑にならないように注意して仕事をスピードアップする
  • 雑用をまとめて処理すれば仕事に集中できクオリティも上がる

【具体的にやるべきこと】

実際の期限より早めの期限を設定しその期限までに仕事を仕上げよう

 

 

4.大きな仕事も小さな仕事に分割して着実にポンポン終わらせる

  • たくさんの仕事をすれば間違いなく仕事ができる人になる
  • 健全に忙しい人ほど仕事ができるし忙しい人のところに仕事は集まる
  • 忙しいことを嫌がる人は仕事も逃げていくし上司の信頼も得られない
  • 仕事をたくさんやるにはダラダラやらず一定のリズムやテンポが大切である
  • 自ら仕事にぶつかっていき忙しさを喜ぶくらいのテンションが必要である

【具体的にやるべきこと】

やると決めた目の前の仕事に集中(限定)して取り組み小刻みに仕上げていこう

 

5.お互いに助け合う意識を持ち仕事は積極的に自ら買って出る

  • 会社はチームワークで仕事をすることが基本であり重要である
  • 自分さえよければという身勝手な発想は厳格に自然と排除されていく
  • 指示された仕事や与えられた仕事だけを受け身でこなしているだけではどうしようもない
  • 上司や同僚の仕事を自ら進んで手伝うことで信頼され評価される
  • 自分が誰かを助ければ自分が大変な時に誰かが助けてくれるのが世の常である

【具体的にやるべきこと】

他人の仕事のヘルプを要請される前に積極的に自分から手を差し伸べよう

  

6.失敗は素直に認め人に指摘される前に自分から謝る

  • 仕事には責任がついて回りその責任を引き受ける覚悟が必要である
  • 失敗を自ら認めれば上司や同僚はどんどん信頼してくれる
  • 人に言われて嫌々謝る人は信頼もされないし評価もされない
  • ミスや失敗の後にどう行動するかのほうが何倍も大切
  • 自分のミスは自分だけに留まらず上司の責任にもなることを忘れてはならない

【具体的にやるべきこと】

ミスや失敗をしたときは上司に言われる前に自ら「すいませんでした」と頭を下げよう

 

7.諦めや言い訳のようなネガティブな言葉は意識して使わないようにする

  • 否定的な言葉を使っていると思考や行動も否定的になってしまう
  • 否定的な思考や行動で仕事がうまくいくはずがない
  • 自分がプラス思考でいれば上司や同僚もどんどん手を差し伸べてくれる
  • どんな小さなことでも「できた」という達成感が次の大きな成果に繋がる
  • 強い達成感があれば障害に振り回されず問題を乗り越えられる

【具体的にやるべきこと】

「だめです」「できません」「わかりません」を禁句とし「わかりました」「やってみます」「力を貸してください」などを多用しよう

 

8.耳障りの悪いアドバイスこそ謙虚に受けとめ感謝する

  • 会社は食い扶持を稼ぐだけの場所ではなく学びの場でもある
  • 礼儀(マナー)や仕事に関する知識(技能)が学べる
  • 自ら考え実行する行動力や人間としての魅力も高めていくことができる
  • 厳しいアドバイスこそ自分に役に立つと意識し素直に受け入れる
  • ふくれっ面をする人にはだれも貴重なアドバイスをしなくなる

【具体的にやるべきこと】

耳の痛いアドバイスをくれた方に笑顔で「ありがとうございます」と言葉にして感謝を伝えよう

 

9.自分自身の強みをつくりそれを日々強化する

  • 仕事をしながら自分の強みになる能力とは何か常に考える
  • あらゆる仕事が自分を強くしてくれる意識を持って仕事をする
  • これを意識して仕事する人としない人とでは3年でその差は歴然と出てくる
  • 早目に自分自身の強みを持てれば長い仕事人生が豊かになる
  • 自分自身の強みを日々磨き続け誇りを持ち堂々と社会人生活を進んでいく

【具体的にやるべきこと】

難しそうな仕事であればあるほど積極的に挑戦するようにしよう

  

10.始業前に充分な準備時間を確保し始業から即仕事モードに入る

  • どんな仕事でも準備が必要であり大切である
  • 始業前に準備を整えいかに一日のいいスタートを切るかを考える
  • 給料分以上の仕事(拘束)はしたくないという狭い考えを捨てる
  • 会社に拘束されるのではなく会社は実力を発揮する場所と捉える
  • 出勤途中からその日やるべきことを考え出社と同時にスムーズに仕事に入る

【具体的やること】

始業30分前(できれば1時間前)には出社してみよう

 

 

新入社員の皆さんが自らの意志で選んで入社した会社です。それなのに「こんな会社に入ったのは不本意だ」とか「お金のために仕方なくやっている」という後ろ向きな発想をしていたのでは実にもったいないし、仕事もいつまでたっても面白くならないし、人生の貴重な時間を無駄にしてしまっているような気がしてなりません。皆さんが正しい意識と方法で懸命に仕事をすれば会社は必ず皆さんのことを必要とします。そのためにも入社3年目までくらいの基本的な働き方のひとつとして今日のこの記事を参考にしていただいて皆さんの明日からの仕事に少しでも役立てていただければ幸いです。

 

偉そうな表現に終始し、また拙い文章力で読み辛かったと思いますが最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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